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ゲームでわかる緊張さんのザワザワ感

朝活を主催していた時に、参加者の皆さんにゲームをしてもらいました。
その時の反応から、緊張しやすい人の思考癖がわかりましたので、noteにまとめてみようと思います。

たかがゲームですが、その時に何を感じたかで自分のことがわかる体験でした。

ゲームでわかる自分のこと

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ゲームのやり方

① 時間を告げずに、食べ物の名前をたくさん書いてもらう。(実際は1分)
  例)スイカ、おにぎり、サンマetc

② 今度は、時間を告げて、先ほどと同じ1分間で、できれば先ほどより1個でも多く書いてもらうよう。

③ 結果は、全員が2回目の方が数多く書き出すことができました。

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この結果からわかることが3つあります。

1、ココロがザワザワ

ゲームの後、何個食べ物の名前を書き出したか発表してもらいます。
他の人が、自分よりも、数十個多く書いた人が何人もいるということを知ると、心がザワザワすることがあります。

このザワザワは?

「自分は少ない」=ダメ、イマイチ
と自分にダメだししてしまう。

緊張さんは、たかがゲームですが、劣っていると感じてしまいがち。

でも、1回目より2回目の方が数多く書けるという結果を出しているから、本来なら自分を褒めて良い場面です。

これは、他人と自分を比較していて、自分の成長を認めていないということ。

これをスピーチなどにあてはめると、2回目のスピーチの方が、大きな声で話せていたり、まとまっていたり、ゆっくり話せているなど自分の中では成長しているのに、他人のスピーチと比べて自分にダメだしするのと同じです。

2、期間(時間)を決める(知る)と取り組む質が変わる

1回目の時間がわからない状態では「一体いつまで書き続けるんだろう?」
という疑問や不安で、集中しにくい。

でも、時間(この日は1分)がわかると最後の追い込みもできる。

これを、緊張の克服にあてはめると

緊張さんは、「いつかは克服したい」けど、期日は決めていない。というか、期日は決められないと思い込んでいます。なので話し方講座などに参加して方法を知って終わりになりがち。


「来週の朝礼には克服する」と期日を決めるのとでは、日々の取り組みから質が違ってきます。

3、目標が高すぎている場合が多い

目標が高いに越したことはありません。が、このゲームを見ると、1回目に10個書くことができた場合、2回目に集中力を発揮したとしても、1分間に50個も書き出せることは現実的には無理です。

スピーチにあてはめると、いきなりスピーチの達人を目指す人がいます。スティーブ・ジョブスや好きなアナウンサーを目指すのは良いのですが、すぐにはなれません。一度研修を受けただけでうまくできる人もいますが、緊張しやすい人は、一度やってうまくいかなくて「やっぱり私はダメ」と思い込んでしまいがちです。

まずは「ゆっくり話そう」「顔を上げて話そう」など小さな目標を立てて、クリアして成功体験を積む方が、緊張さんには良いですよ。

小さな成功体験をしっかり味わい実感して、成功体験を積み重ねてい来ましょうね。

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