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木刀素振り日記27/2月12日~18日

2021年2月12日
◆TVアニメ『ゆるキャン△』を6話ほどまで観。勝手に1話完結スタイルを予想していたらぜんぜん違った。それがいい。「出かけて」「テントを張って」「ごはんを食べる」そのひとつひとつがみずみずしく語られる。話数をまたぎ、過去を思い出しながら、時間はゆるゆると進んでいく。
◆第2話に登場する担々餃子鍋を夕食に食べる。冷凍食品の餃子を使ったのだけど、6つあったラインナップからどれを選ぶべきか苦労した。劇中に出てきた浜松餃子もあったが、やたらとでかく、しかも個数が多い。
◆木刀素振りせず。

2021年2月13日
◆日付の変わる少し前に大きな地震があった。震源は遠くも深くもなかったが、長周期動っぽい嫌な揺れ方。長い揺れが落ち着いても、なお揺れているような感覚が残る。浴槽に水を張るなどして映画を観。
◆映画、よりによって『レクイエム・フォー・ドリーム』を観。ストーリーは暗いけど、全体として無邪気な印象だった。ところどころ「さっきも観たわ」と言いたくなる箇所もある。まあ、ドラッグ描写の延長だと言われたらそれまでだけど。観終わっていちばん感じたのは今敏の不在だった。
◆木刀素振りせず。

2021年2月14日
◆さくさくと『ゆるキャン△』を最終話まで観。いま放送中の第二期にも手をつけ始めた。映画やドラマのレビューでよく「ラストまでテンションが落ちず」みたいな文言があるけど、その意味で言うなら最高の作品。なんせもともとテンションが低い。その低いテンションのまま最終話まで行くことがどれだけすごいことか。正統派なドラマでも日常系でもない絶妙な位置にぴんと張られた細い糸が動きまくる。
◆木刀素振りせず。

2021年2月15日
◆某所へ戻る。明かりが点かないなか、スマホのライトで3時間作業。たまたま翌日が不燃ごみ回収の日だったので、調理器具や食器を一掃した。
◆木刀素振りせず。

2021年2月16日
◆Amazonプライムの大阪チャンネルでおいでやす小田さんのライブ『おいでやす小田で遊ぼう!』を観。昨年の客席3割の時期。返りは少なかったものの、小田さんの魅力がたっぷり出ていた。なのにオープニングとスイカ割りまで観たあたりで寝てしまう。
◆起きると『村の池にかかる橋』というトークイベントが流れていた。出演はフルーツポンチ村上さん、しずる池田さん、銀シャリ橋本さん。タイトルは村上の池田にかかる橋本、という意味らしい。
◆幾原邦彦さんのClubhouseを聴。幾原さんがお気に入りの映画に『ファンタズム』を挙げていたのが印象的だった。その後『はたらく細胞BLACK』を観。なにをしててもおもしろいムードになる名企画だと思う。
◆木刀素振りせず。

2021年2月17日
◆実写ドラマ版の『ゆるキャン△』を6話まで観。いろいろとアニメの完コピでびっくり。アニメ版と同じ台本なのかな?と思うほど。
◆ぱっと観で気づいたアニメからの変更点は、第1話に出てくるカレーめんの個数。アニメでは志摩リンが持っていたカレーめん1個をそのままなでしこに譲るが、実写ではもともと2個あり、2人で並んでそれを食べる。
◆ここで出てくるカレーめんは、たしか志摩リンの母親がリュックにこっそり入れてくれたもので、設定上2個あるのはおかしい気もするけど、なにか意味があるような気がする。
◆恐ろしいことに、マンガ原作も読み始めている。
◆木刀素振りせず。

2021年2月18日
◆撤収用の書類を出しに郵便局の窓口へ。手続きを終えた時点で閉店時刻の17時を少し過ぎていて、局員の方が自動ドアを手動で開けながら「すいませんねえ、急かしちゃって」と申し訳なさそうに言った。
◆あしたあさってで引っ越しになるので、食器や調理器具を使わないようにした。紙皿で夕飯を食べる。まるでキャンプ。缶詰も開けた。やった、キャンプだ。早くゆるキャン△の続き観たい。
◆木刀素振りせず。

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