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脳腫瘍で見えなくなるまで01 【初期症状は20代から?】

 2023年、40代で頭蓋咽頭腫という脳腫瘍の診断を受ける訳ですが、思い起こせば、初期症状らしきものはかなり以前(20代の頃)から出ていたのではと感じています。主に3つの症状です。


その1:頭痛

 「自分は片頭痛持ちである」とハッキリ自覚していました。頻度は月に2〜3回ほどで、主に目の奥がズキズキと痛くなるタイプのものです。特に精神や肉体にストレスがかかると出現することが多く、大学生の頃には薬局で自ら鎮痛剤を購入するようになっていました。

 もっと早く脳ドックでも受ければ良かったのですが、「片頭痛持ち」なんてざらに居ますし、将来自分が脳腫瘍の診断を受けるとは夢にも思っていませんでした。特に疑問に思うことなく、中年になるまで過ごしてしまった訳です。

 結局、2023年に入ると頭痛は片頭痛のレベルを超え、頻度は毎日になり、病院受診の理由のひとつになるくらいまで悪化します。同年の秋口頃には、鎮痛剤100錠入りの箱を一ヶ月足らずで空けてしまうほどでした。流石にこれは尋常ではないと思い始めます。


次回、その2:頻尿・喉の渇きです。