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脳腫瘍で見えなくなるまで02 【初期症状は20代から?】

その2:頻尿・喉の渇き

 ちょっと普通ではない喉の渇きを覚えはじめたのは20代後半でした。水分をいくら補給しても渇きが癒えず、舌や口の中がピリピリするような感覚が度々起こるようになりました。

 当時は「これは糖尿病の初期症状では?」…と、勝手な推測をしていました。社会人になってから不摂生が続いていましたし、健康診断では何度か肥満を指摘されていたからです。ただ、血液検査で糖尿病と診断されることはなく、喉の渇きの症状は現れては消えるを繰り返していました。

 結局、症状は40歳で脳腫瘍の診断を受けるまで断続的に続き、現在も診断名が付いた形で更にパワーアップして継続してます。(難病なので一生の付き合いが確定)

 詳しくは別途記事にしますが、これらは脳腫瘍が原因の中枢性尿崩症という症状だったようです。正確に診断がついたのは入院後ですが、手術前の主治医の問診で「既に尿崩症の症状が出ているのでは?」と指摘され、過去のことを思い出した次第です。


次回、その3:片目の見え方に違和感です。