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緊張も緩みつつあって|2022.01.20-01.23

[2022.01.20(金)]ラズベリーリーフティー

お腹が頻繁に張り、うっすらと痛みを感じるようになってきた。いっぽうで、あんなに痛かった胸の下の肋骨付近は痛くなくなってきた。胎児が骨盤のほうへ下りてきているのだろう。

昨晩から、安産祈願のお茶と言われるラズベリーリーフティーを買って飲み始めたので少しリラックスして体の準備が進んだのだろうか。なんとかという成分が骨盤まわりの筋肉を緩ませたり、女性ホルモンのバランスを整えたりするという有名なハーブティーらしい。母は「いまごろ飲み始めても効果発揮するには間に合わないんじゃない」と笑っていたけれど、まぁいいんですよ。気持ちの問題なので。おいしいしね。

[2022.01.21(土)]前駆陣痛

夜中、「もしかして……陣痛?」と思われるような規則的なお腹の張りと痛みがあったのだけど、数回の波の後、痛みが消えたのでこれは前駆陣痛なんだな、と思った。スマホアプリの陣痛カウンターで間隔を計っていたところ、おおよそ17分間だった。夜中の1時~5時まで、たまに寝落ちしながら断続的にカウントしていたので、おそらく寝不足なんだろうけれど、痛みが消え去ったあと「これが噂に聞いた前駆陣痛か!」と興奮していたせいか日中も特に眠くなかった。久しぶりに里帰り先に来てくれた夫に「なんか顔が疲れている」と言われて、ああそうか寝不足だもんな、と思い出した。妊婦生活もあと少しだね。予定日まではあと数日。延びても2週間ほど。できるだけ安らかな夜を過ごしたい。

[2022.01.22(日)]鳥が降ってきた日

夫と散歩していると、電線に止まっていた鳥が降ってきてべちゃっと音を立てて地面に横倒しになって落ちた。私たちが「えっ」と言っているうちに鳥はすぐ意識を取り戻して飛んで行った。5秒ほどの出来事が過ぎ去ったあとも驚きは消えず「ええっ今、鳥が落ちたよね、飛んでったよね!!」「感電したのかな!?」「不吉だな!!」「頭の上に落ちてこなくてよかった!!!」「すぐに飛び去ってよかった!!!」と騒ぎながら帰った。夜、母にその話をすると、そんなの見たことない、病気にかかって調子が悪かったのでは、と真顔で恐ろしがるので、私も眉をひそめて「いやだね……」と言った。

[2022.01.23(月)]至福の時間

父が自宅で仕事をしている日は、私は別室にこもってお茶を飲みながらのんびりしている。本を読んだり、スマホを眺めたり、昼寝したり。キッチンやリビングには入れないのだけれど、マグカップ2杯のお茶とちょっとしたおやつを準備して引きこもるので困ることはほぼない。午前中に1回、午後に2回、20分ずつくらい散歩に出かけるので、閉塞感もないし、わりと早く時間が過ぎる。テレビやラジオの音からも、家族からも離れて静かに過ごせるひとりの時間は至福だ。子どもが生まれるまであと長くても2週間ほど、その間にあと数日はこんな日があるだろう。貴重だなぁ。両親と夫に甘えさせてもらってるなぁ。お産以外のすべての心配や疲労を保留して、いや、肩代わりしてもらって、私はただ安らかにその時を待っていられるとは。人生イチ幸せな時間に思わず手を合わせたくなるような心境です。明日はどんな日になるだろうな。

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今週も大変お疲れさまでした。
大寒波の襲来にただ怯えているのですが、なんとか乗り越えられますように。

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