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雪が降るなんて聞いてない|2022.12.23-12.26

[2022.12.23]家計の心配

健保からの出産一時金や手当金、ハローワークの育休手当、また住民税の納付など、産・育休中のお金の制度は簡単に説明を受けてわかったような気になっていたのに、実際にいつ、いくらくらい支給されるのか/支払うのかをまったく理解していないことに夫に尋ねられて気づいた。

お金の心配を目の前に突き付けられるまで心配することさえできないのを引け目に感じている。計算ができないというよりは長期的な危機感というものを感じ取るのが苦手なのだ。自分ひとりならそれでもよかった、来月の支払いさえできれば。家計の適切な管理と実際の自分との大きなギャップを思うと暗澹たる気持ちになる。今日はもう寝よう。

[2022.12.24]雪に惑う

朝、起きたら予想外に雪が降っていた。珍しい。今、日本海側で作られている強力な雪雲は山を越えて太平洋側までやってくることがあると先日テレビで言っていたけれど、本当に乗り越えてきたんだな。でも今日なんて、聞いてないよ!

子どもたちは大喜びで雪遊びをしていたけれど、私は東京から泊まりに来る予定になっていた夫が来られなくなるのが嫌で泣き出したい気分だった。9時、10時、11時、と雪がやむのを待っていたけれど一向にやまず、積雪約15cm。半ばふてくされていたところ、昼頃になって急にピカーッと晴れた。それからどんどん雪が解けて、夫も無事に到着した。

気持ちは小躍りしていたのだけれど実際には、実家の生活文化とリズムに慣れてきたとはいえなんとなくまだぎこちないところへ、もっと不慣れでぎこちない夫をフォローしようとするもうまくいかない気がしてその状況に苛立つことが度々。きっとお互いにもっと優しく助けてもらいたいと思っているんだろう。先が思いやられる、けれどもあんまり先のことを思いやっても仕方ない。最近は悩んだり落ち込んだりしても、眠ると軽やかで楽しい夢が見られるのでありがたい。

[2022.12.25]静寂が戻る

雪はもうほとんど跡形もなく解けた。兄の子供たちは年末年始を過ごす旅行へ。私の夫も東京に戻っていった。家に貴重な静寂が訪れた。

[2022.12.26]喉をいたわる

大人しかいない静かな家で、気が抜けたように何もやる気が起こらなかった。それでもちゃんとした時間に起床し、身支度と朝食、掃除という習慣が維持できるのは実家のいいところだなと思った。私一人だときっとこうは行かない。

自由な時間になるといくらでも寝そべってぼんやりとしていられそうだったのだけど、なんとなくそれでは後味が悪いような気がして、仕方なく簡単なタスクを書き出してこなすことにした。手帳の記入、入院準備、出産手当の申請書の印刷、そして散歩。やり終えるとほっとして、午後はもうすべてを諦めて横になって休むことができた。

空気の乾燥のせいか喉が荒れるので、風邪をひき込まないようにひっきりなしに潤している。マヌカハニーののど飴、おいしい。

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そんな感じで、今週は続く。

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