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iPhoneに侵略された超広角の世界

先週金曜日に発売開始されたiPhoneの新シリーズ 11
私もかつてはiPhoneユーザーでした。
iPhone4sから持ち始めました。
でも、カメラの性能がそんなにだとか、
そもそも本体価格が高騰してきたとかいろいろ思うところがあり、
約2年前にandroidへ移行しました。

今回はそんなiPhoneがカメラを進化させて帰ってきたとのことなので、
少し書いてみようと思います。

超広角の世界とは?

具体的に焦点距離何ミリからが
超広角と定義されているのかはわかりません。
焦点距離24mm以下というのが一般的なようです。

今回iPhone11に搭載された超広角は35mm換算焦点距離13mmです。
私が持っている富士フィルムXマウントの最小の焦点距離が
35mm換算で15mmなんです。それ以上広いってことですよね。

高倍率ズームとかにこだわってカメラを購入されている方は薄々気づかれているかもしれませんが、カメラのズームというのは広角になればなるほど、
1mmの恩恵が大きくなります。この場合の恩恵というのは、
画角の1mm当たりの差ですね。

要は400mmと402mmの差よりも、17mmと15mmの差のほうが大きく見えるという事なんですね。

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これが、自分の中で初めて撮影した35mm換算15mmの景色です。
雲が画面の端になるにつれて流れている感覚がありますよね。
これが超広角の世界なんです。

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こうやって寄って撮影すると迫力が増しますよね。
この世界がスマートフォン1台買えば実現する時代になりました。

なぜ侵略されたと書いたのか?

スマホで撮れるようになったね万歳!で終わればいいんですけど、
今回のiPhone発売と同時に、
今までコンデジでもスマホでも無理だった超広角がお手軽になった訳です。
カメラ界隈の方々が結構反応されている印象を受けました。
歓迎するというよりかは、あちゃーって感じの印象

毎度のことながら一眼レフ vs iPhoneの構図が見えたり、
超広角って、寄って撮影するだけで迫力が出るという側面もあって、
撮影技術的なところはあまり絡んでこないんですよね。
(ちゃんと考えている人もいるとは思いますが、
上記の意見を多く見た気がします)
立ち位置としては、ズームしてぼかすのが第一段階であれば、
その次の第二段階ぐらいでしょうか

富士フィルムの場合、この画角はレンズだけで10万円コースなので、
ある意味iPhone11は安いとみる事もできます。笑

といういろいろな理由もあって、今までお手軽迫力写真領域だった超広角がスマホに取られ、世間一般的なものになったわけです。
今まで持っていた特権を奪われたという事なんですね。

私個人的には、センサーサイズの関係で、
夜間にはどうせ弱いだろうと思っているのと、
最近スマホ画像でも撮影画像を編集する人多くなっています。
なので撮影後の編集技術はとても感心しますけど、
結局作り物が今後も増えていくのかなぁと危惧していたりします。

まとめ

iPhoneによって、今まで一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラの独占市場だった超広角が世間一般的になりました。という話でした。

誰かiPhone11の超広角と、レンズ交換式の超広角はこんなにも違うんだっていう記事書いてくれないかなぁって思いました。(他力本願)
私はまだまだ超広角に入り始めた人間なので、まともな比較が出来ないのです。。。

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