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また逢えたね


いつからだっけ?貴方との距離が出来たのは
月日は残酷でボク達の仲に溝を作っては広げていく、ひどいよな流れってのはさ

2人ではしゃいだ公園に1人立ち尽くす
あの日懐かしさに涙を落とした

またいつかバカ騒ぎしようぜってバカみたいな約束も今は叶わないみたいだ

「逢いたい、戻りたい」ボクの口癖で少し冷える日の夜、お茶が冷めてた

ねぇ何処に居るの?いつからなの?溝が埋まらなくなったのは、淋しくて淋しくて貴方を想っては悲しみに浸っている

冷めたお茶は飲んでは1人泣きじゃくっている。


2人でよく通った小道を1人歩く
「ああ、貴方はボクの隣に居ないんだなぁ」
小声で呟いて帰った

いい加減現実を受け入れろって知った話を飛ばされて、ああわかってるって
切り替えようとしてみても
どうしても貴方の事が離れない

いいかな、貴方をねだってもいいかな
きっと許してはくれないほど貴方は遠くにいる無理な願いだろうね

どんなに貴方を追ってもずっと届かない手は
泡沫に消えていく。


あの日ボクらの道は分かれたしまったんだ
それから逢えなくなって
貴方との事を忘れてしまいそうで
貴方との記憶が薄れてしまいそうでさ
怖いよ


夏の小道を駆ける貴方を見ていた
その背中に見惚れていたあの日々を
夜、ベッドの上想い出に浸って眠ったら

貴方は隣に居た
もうね、何もかもねバーってさ溢れきては
泣きじゃくって貴方はボクを撫でてくれた
嬉しくて涙が溢れかえって幸せの夢だった

夢から覚めてしまって現実は貴方と居ない
違った、貴方と一緒だった

夢じゃなかった

「おかえり」「また逢えたね」


ーendー



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