歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.84 お化け地蔵さん、連れて来てくれた?の巻
おはようございます。雨の日ですね。私はと言いますと、今朝、起きて原稿整理して、絵を描いてましたら、もう泣いてばかりいました。
え?なんで?
大体、私は夫を思い出すと簡単に泣きます。一瞬で涙腺にスイッチ入る。超簡単に泣く人で、今朝は起きてからも、「あ~~~会いたい~。なんでいないの?」って一泣きして(笑)それから絵を描き始めて、お地蔵さんの顔を拝見してたら、ボロボロ泣けて仕方なかったです。
あ、BGMも、、、
ユーミンの、
https://www.youtube.com/watch?v=iymAdEk0VLU
幸せになるために・・・だし。
けど、笑いに戻るのも早い。
ゴミ捨てる日だし、まず、それしなきゃ、って、すぐ切り替えて、朝はサンドイッチだな~って。笑
作って食べて、あ、幸せ。
扉絵にこの朝食を上げるのもいいかな?と思ったのですが、昨日、お昼食べたレトロな店のカレー屋さんのライスカレーが美味しかったので、それにしました。笑
さて、今朝は、
お地蔵さんに出逢うまでのマップ等は後半にご説明することにして、まず、泣かせ上手なお地蔵さんと共に語る時間をいただきますね!笑
では~~
「お化け地蔵さ~~ん!」
「はあ~い。おはよう~~」
「く~~違うでしょ。見えないじゃないの~~」
「ごめんごめん。描いてくれた絵だったね」
「そうそう。ちゃんとやってね~」
「これでいい?」
「いい。いい。まずは全体像からですね~。あ、自己紹介お願いします~」
「はい。僕はお化け地蔵といいます。英語の案内では僕のことをHAUNTED JIZOって書いてくれています」
「先生、なんで、HAUNTEDの意味教えてくださ~い」
「え、そんなの、君が大好きなスマホで調べればすぐわかりますよ!!」
「えへへ。ちょっと絡んでみたくで聞いただけ、デイズニーランドのお化け屋敷もHAUNTEDっていうから、お化けっていう意味だって思ってました~」
「ふ、お子様ね」
「いんや~だって会いたかったんだもん。絡みたくなる~」
「ふふふ。可愛いわね~」
「あのね、次に質問。なんで、そもそも、お化けって言われたの?」
「それも看板を見るとわかるんですけど~」
「あ、説明するの面倒なの?」
「いや~全然~~。shibuがパソコンで文字打つの面倒なんでしょ?」
「あ、あああああ、あ、あ、あ、あ、ZUSTAR」
「なにそれ?」
「見ての通りの図星であんす」
「あはは」
「と言いながら、関東大震災で折れたんですね。それで、手術して顔も変えて設置してもらって・・・と」
「そうなんざんす」
「やっぱ、サイボーグ的~」
「え?なんて?」
「はい。昨日伺った関のかんかん地蔵さんも補強してもらって、サイボーグ的威力の持ちぬしさんで、お化け地蔵さんも愛されて、サイボーグ的に強化されたんですね」
「私って見ての通り大きいでしょ。で、記憶をたどるとね、相当町興し的な意味あったと思うんだ。だって、私、設置されて登場した時、みんな、『お~~』って言ってたこと、思い出した。あのさ、江戸時代って、今みたいにテレビもラジオもゲームもネットもYouTubeも無かったでしょ。きっとさ、奈良や鎌倉の大仏に近いのをこの町に建てると、きっとお客さん来て、町が賑わうのでは?って、そんな昔の記憶・・・shibuが来てくれたので思い出した」
「なんか、途中、ここに来るまでの町も、小さなお店が並んでいて、いい雰囲気でカレー屋でカレー食べてきたよ。美味しかった~。ここなんだけど~」
「ニューダイカマね。おじいさん、頑張ってた?」
「はい。いや~本当に美味しかった」
「普通のカレーにしたのね?今度はカツカレーにしてね。最高だから」
「やっぱり、最高ですか?悩んだんです。どっちにしようかな?って。スパゲティーも気になっちゃってて」
「でしょ?わかるわ~。また行くといい」
「うはうはですね~」
「うはうはよ~。お地蔵さん巡りって入場料、ま、有名所だとお金かかっちゃうけど、二番手三番手は無料でオッケーだからお得よね~。でも、宇宙への繋がりはかわんないのよ~」
「そうなんですね~。うわ~最高です。もっと知ってもらいたいな~」
「でしょ。だから、ちゃんと描いてね、私の顔とかも描いてね~~」
「じゃ、アップ、描いちゃいますね?」
「オッケーよ~~~」
「きゃわいい~~」
「えへ、きゃわいいですか~~?えへえへえへ」
「なんか、泣けてきた~~」
「あら、いやだ。さっきまでカレーが美味しかったってウキウキしてたのに~」
「いや~お化け地蔵さん、お化けとか書かれているけど、全然怖くないし、優しいし、無料だし。奈良や鎌倉の大仏さんも素敵だけど、いいお顔してて、、、泣ける~。で、、、、無料だし」
「無料、無料って、もう、無料ってばっかじゃないの。笑」
「はい。それは冗談。けど、エジプトにもつながるような神々しさを感じて描いたのです。私。それで描いている時に亡くなった夫をまた思ってしまって・・・泣きながら描いたんです」
「そうだね~~~」
「え、わかってたんですか?」
「だって、後ろにいたんだもん~~」
「え、、、、映画のワンシーンみたいな~」
「そう、映画 ゴースト ニューヨークの幻みたいな~~~~」
「きゃ~恰好よすぎ~~~」
「うわ~~~恰好良いね~~~~」
「やばい、ウキウキしてきた~」
「それは良かったね~。泣いたり笑ったり、忙しいカラスちゃん。また、落ち込んだら、遊びに来てね。あ、あと、宣伝よろしくね~」
「はい、らじゃ=です」
帰りはぐるーりめぐりんに乗ってみた。
三ノ輪橋で降りようと思って意識してたら、「背面地蔵に行くにはこちらが便利です」とバスがいうので、背面地蔵さんも参拝した。この地蔵さんについては、今日元気なら書くし、乗り切れない場合は明日あたり書こう。
背面地蔵さんのいらしゃるお寺の門前に
「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」
という文言が掲示されてて、
参拝終えて、その掲示場に戻ると一人のおばちゃんが自転車から降りてじっとこの言葉を見ていた。
それからおばちゃんは自転車にまた、軽やかに乗って
「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」
「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」
「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」
って何度も口にして、このリズムで自転車こいで、すーっと町中に消えた。
あ、菩薩さん?と私は思った。
この不思議なお地蔵さんの旅のマップはこちらです。
あ~幸せすぎるお地蔵さん巡りの小さなトリップと執筆。
人生の旅はまだまだ、続きます。
今日も読んでいただき誠にありがとうございました。
嬉しいです。
この朝の執筆があるので生きる目的を持てています。
何よりもの、免疫力アップ剤。
この機会をありがとうございます。
noteを考えてくださった皆さんもありがとうございます。
読んでくださる方も本当にありがとうございます。
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