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社是やミッション・ステートメントはデイリーで上書きするのが良いよ


はじめにすこしだけ自己紹介させていただきます。

私は仙台でWEBマーケティング会社の代表をやっています。

中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。

事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。

小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。

もともとは会社員で営業マンでしたが、副業が高じて独立したというポジションです。

このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。

副業や独立のタイミングで、ビジョン・ミッションは必要なのか

経営者によっては、会社のビジョンやミッションがものすごく重要で、それがない会社は長続きしないと言うようなことが言われていたりします。

経営関連の書籍でもビジョン・ミッションの重要性を指摘する著名な方の意見も少なくありません。

確かにこれはおっしゃる通りだと思いますし、私自身もビジョンやミッションの重要性を改めて再認識しています。

だけど、例えば副業していて、これから独立したいとか、副業のビジネスを加速させたいと言うタイミングで、最ビジョンやミッションが本当に重要なのかと言われると、私の場合はノーとお答えします。

そもそも副業や、やろうとしているビジネス自体が本当に儲かるのか、持続可能なのかということは、まずやってみないとわからないという要素が非常に強いです。

その「やってみないとわからない」という状態で、ビジョンやミッションをしっかり固定してしまうと、舵取りができる範囲がかなり限られてしまいます。

立ち上げの段階では一人でやることも多い中で、「これはミッションに直結しないから、やらない」という判断は非効率なことが多いですね。

それと、仮にビジョンやミッションらしいものを立ち上げの段階で作っても、ほんとに自分の体重が乗るビジョンミッションを最初からつくれる人は、稀なケースだと思うんです。

立ち上げの段階では無くても良い。事業と一緒につくっていく

なので、まずはとにかく自分でビジネスを立ち上げて、面白いと思う方向に進んでみるくらいの気持ちでやり始めるのが重要だと思います。

つまり、初期の段階ではビジョンやミッションは固めなくても良いし、仮に作ったとしても、それを絶対に守らないといけないということは一切ないと思います。

その一方で、会社の規模が大きくなって、社員もできてきて、複数の方々や利害関係者が増えてきた段階では、ビジョンやミッションがものすごく重要になってくると考えています。

これは社内の人間や外部の方にも、自分たちがどこのポジションに立っていて、これからどういう部分を目指していくのかが明確になっていないと、方向性がわからなくなってしまい、長期的な目線が立てられないとか、すぐに事業から撤退してしまうとか、そういう精神的な支えがなくなってしまう、というのがあります。

一定規模の社員がいる会社で、「自分の働いている会社がどこに向かってるのか不明」だとモチベーションもさがりますよね。

結局のところ、ビジョンやミッションは立ち上げの段階から色々と試行錯誤する中で、一緒に作っていく姿勢が最も重要だと思っています。

起業に強力な原体験が必要だとは思いませんし、まずは事業が安定的に成長していける基盤がないと、ビジョンやミッションを作っても、それは単なる言葉遊びに終わってしまうということになります。

具体的には、適宜書き換える

そんなわけで私も、ビジョンやミッションは事業と一緒に進化させるということを念頭に置いています。

具体的な話をすると、私はデイリーで会社のビジョンやミッションとして考えていることを毎日読み上げていますが、日々経過する中で少し考えが変わったり、若干方向を変えたりするタイミングで、そのビジョンやミッションをデイリーで修正したり、追加したりしています。

こうしてビジョンやミッションをデイリーで書き換えることによって、自分の中の考えも明確になっていきますし、自分の現在地がどこなのか、どういう風に変化してきているのかも捉えやすくなります。

何が言いたいかと言うと

結局のところ、会社や副業を立ち上げ、これから独立する段階では、あまりビジョンやミッションにこだわらなくても良いと思います。

ただその一方で、中長期的な成功を目指す中で、事業と一緒にビジョンやミッションを進化させて成長させていき、自分の中で納得度の高いものやモチベーションが湧くものに変更していくことが、今の変化が激しい時代においても良いのではないかと思います。

本日も読了、ありがとうございます!

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