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副業では少人数の深い付き合いよりも、大人数の薄いつながりを大事にする方が良い
最初に少しだけ自己紹介させてください。
私は仙台でWEBマーケティング会社の代表をやっています。
中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。
事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。
小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。
もともとは会社員で営業マンでしたが、副業が高じて独立したというポジションです。
このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。
今日は、副業では自分からは顧客を切らない方が良いよ、という話をしてみたいと思います。
お客さまは神様ではない、しかし…
むかしの日本の価値観はだいぶ薄らいできていて、クレーム気質の顧客はサービス提供者から見放す、出禁にする、などわりとふつうなことになってきていますね。
私もこの考えには同意する一方で、副業の場合には現実的にあまり使えない考え方だと思います。
具体的には「副業の場合は自分からは顧客との縁を断ち切らない方が良い」と考えています。
その前に前段として。
キホンとして事業を安定させる大原則
仮に2社の毎月売上がある顧客から毎月100万円の売上があるよりも、500社の顧客から毎月売上が100万円あるとしたら、後者の方がダントツに事業が安定します。
しかも、事業だけじゃなくて精神的にもめちゃくちゃ安定します。
2社しか顧客がなかったら、そのうちの1社から嫌われたらけっこう死活問題のような気がしてしまって、不必要に気を使ってしまったり、過度な要望でも答えないといけない気持ちになってしまう、というのがあります。
500社のうち1社との契約がなくなってもあまり問題になりませんね。
ただ、副業で毎月500社から売上がある、というのはレアケースですし、そもそも副業立ち上げから経過してなければ、毎月の顧客数は数社くらいになるのが一般的な数値だと思います。
仮に毎月取引のある顧客が10社あったとして、そのうちの1社がクレーム気質であったり、なにかと要望が多い、という段階で「うちとは考えが合わないから取引しません」というのはおすすめしません。
なぜなら、1/10の確率でそのような顧客がいるとしたら1割にあたるので、そこそこボリュームとして、そういう性質の顧客が出てくる可能性が考えられます。
なにが言いたいかというと、まだ顧客数が少ない段階では、可能な範囲で要望が多い顧客の意見も取り入れて、対応できるようにしておくほうが事業としては盤石になる。ということです。
顧客が一定レベルで増えて、1件あたりの解約の影響が少ない状態になれば、リソースを過度に消費してしまう顧客がいる場合に、関係を終了させるのが初めて有効になります。
使い続けてくれてる限りは切らないのが大切
なんだかんだ要望や、クレームに近いことを言われたりしたとしても、自分が提供しているサービスを使い続けてくれている限りは、サービス提供者側から関係を終了させるのは、基本的におすすめしません。
クレームにちかいことがあったとしても、結局は続けてくれている限りそこに価値を感じてくれているということだし、売上にもなります。
なので、多少文句を言われながらでも続けてもらった方が得です。
感情で判断しないこと
お互いに人間なので、どうしても感情で処理しきれないほどにイライラしてしまうことも当然あります。
感情任せの受け答えをしてしまいそうになっても、「今は自分から顧客との関係を終わらせても良いフェーズなのか?」はあらかじめきちんと判断できるようにしておきましょう。
副業では少人数の深い付き合いよりも、大人数の薄いつながりを大事にする方が良い
今日お伝えしたかったのは特にここです。
深い、少人数の顧客よりも、薄いつながりでも多くの顧客がある状態をつくる方針でいくがおすすめです。
うすいつながりの方が、かえってビジネスの割り切った関係でいられるので、提案が進めやすかったり、件数が増えるので事業が安定しやすくなります。
というわけで、お伝えしたかったこととしては「副業では少人数の深い付き合いよりも、大人数の薄いつながりを大事にする方が良い」ということでした!
本日も読了、ありがとうございます!
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