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ご飯とイヤイヤ〜子どもの自主性をどこまで尊重するか〜

あぁ、今日もご飯がままならない…そんな日がままある。朝もバタバタ、夜もバタバタ。効率良くできれば良いのだが、なかなかそうもいかない。

皆さんは日々の食事、どうされていますか?

私には自分が育児で大切にしている4つのことがあります。今日はこのことと適宜絡めながら話します。
①大らかに
②子どもの自主性を尊重する
③子どもの可能性と挑戦を信じる
④自然体験で感性を育む

ごはん…日々の楽しみでも有り、悩みでも有ります…。家での子どもの楽しみのひとつにしたいと思うものの、偏食も心配で中々好みを合わせるのは難しい。

日々食べない理由を考える。
時期によって違うだろう。
赤ちゃん期は保健師さんにも良く相談。
味から始まり、後期は食材の大きさや見た目があるかもしれない。
今は
a.朝、眠たい
b.寒さで朝、喉がざらざらする。
c.お腹が空いていない
d.園のご飯が美味しすぎる
e.白いご飯が好きじゃない
きっとこんな感じ
赤ちゃん期のように相談できないからまた難しい。
朝はバタバタする。これらの理由を解消するのはある程度。b.e.くらい、パンとか米のお供、お芋ご飯対応。

自我の発達してきた今、赤ちゃんの頃のように無理なく様子を見て子どもに合わせて食べさせる、と言う事ができているだろうか、とふと思う。
もちろん、合わせ過ぎると偏食になってしまいそう。ここまで、という限界を子どもの様子を見てある程度思っておくのがいいのかな、と思う。

とは言え、食についてはその限界を決めるのが難しい。ヨーグルトを食後に要求する子ども…。ヨーグルトを食べることは悪くない。
しかしご飯を十分食べられていない中、その要求を毎回通すべきか。これがとっても難しい…。ご飯において②を通してしまいすぎるのは良くなさそうだ。

ヨーグルトを食べたい理由を考える。
i)本当にただ好きなものを食べたい
ii)食事を通して自分の希望、話を聞いてほしい。
iii)甘えたい。
ひとくち対応したいが、もうちょっとと言うだろう。その場合、もうひとくちあげる?
それとも牛乳でokしてくれるだろうか。

思い切ってデザートをしばらくやめて様子をみることにする。ヨーグルトはおやつです。

他にも②について、基本的な生活習慣においては当てはまらないことも多いかな、と思う。
ルールはルールだと言う事を粘り強く伝える必要がある事もあるだろう。子どもは分からない、と言って泣く時もあるが、その時は分からないことに対して共感する。

子どもには色々なものをたくさん美味しく食べてほしいな、と思う。その方が大人になった時、自分も周りも楽しいだろうな、とは思う。③色々なものを食べられる可能性を信じたい。ただ、今にゴールを設定すべきではない。少しずつでいいし、無理に食べさせる必要はない。①大らかにだ。

ただ、色々なものをたくさん美味しくと言っておきながら、自分もレパートリーがまだまだ少ないからいけない。迷わないよう、作り置きか、その日のメニューは余裕のある時にまとめて決めておくべきなのだ。

野菜が大嫌いというわけでは無いが、日によったり味噌汁に入っていると食べなかったりで中々苦労をする。

ミニトマトを食べないな、と思っていたら子どもはある時、トマトあんまり好きじゃ無い。と言い始めた。どうやら食感が嫌らしい。トマトの食感はどうにかしよう。

納豆についてはネバネバいや、ハンバーグに入れる。と言い出す。ハンバーグに一度納豆を入れたのを覚えていて、イヤイヤの理由と解決策まで示せるのは、なかなか成長だ。私は納豆が大好きだ。だけど、好みを強制しない。今度、美味しい納豆入りハンバーグを作ろう。

畑の野菜。
収穫をさせたら楽しいかなと思って始めたけれど、今は手が小さいから楽しく収穫できるものとそうで無いものがあるみたい。収穫を強制しない。畑では自分のやりたいこと、興味があるものを自由に観察していたら良いのだ。
トマトを育てたら食べるかなと思って聞いたら、トマトは植えないと言う。私は少し食べたいから、私の分だけ植えよう。

取れたてジャガイモは本当に美味しい。子どもも蒸したり、煮物にすると良く食べる。本能的に美味しいものが分かっている。小芋を甘辛く炒め煮したら、それしか食べないだろう。少しずつ出すしか無い。それでも、もうちょっとと言うだろう。あと何個と聞いて、自分である程度決めさせるしかない。
たくさん食べたい時は、2個と、3個といっぱい!と言うだろうけれど。食べすぎの時は2個対応。

ジャガイモは何で出来ているの?と毎日聞く子ども。全てに答えるのではなく、時々自分で考えさせる(この話はおいおい)。植えた時、どうだったかな?と言う話を毎日すると何だか少し納得する。何で出来ているの?と言う質問をよくするが、ジャガイモ率は高め。畑が何か経験値になっていたらいいなと思う。④自然体験で感性を育めているといい。

半ば取り止めもなく話を進めてしまったけれど、食事は美味しくて楽しい物だということを、毎日伝えられたらなと思う。本当にただそれだけなのだが、今までもこれからもまだまだ伝え方が難しいなと感じる今日この頃。

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まとめ?

幼児の自主性を尊重しながらの食は本当に中々難しくて、日々勉強させてもらっている。

ある程度大らかにしつつ、ルールや限界も決めつつ接している。
あとは、畑でとれるジャガイモは収穫楽しく本当に美味しいのでおすすめです。

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