せっかちですが春歌

こんな寒いし、心くらいは春に。

散っていく花ゆえ、嬉しき僕の春、とほり過ぎゆくそれ故に恋
赤い実がなる薄紅に染まる花に沸きたぎる血よたぎれたぎれよ
身をちぎる、狂情を見る、儚げな顔で舞う人の愛しきに酔い
山路を過ぐ愛し人見る花を何より美しいとみる春よ

春といえば来いなんです、でも、叶わないっていいですよね。
結構、寒いですよね。

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