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深夜3時に食べる"日本酒と菜の花の洋風粥"

前書き


どうも。流離いのイタリア料理人です。
レオパレスのワンルームに住んでいるんだけど、キッチンが気が狂うほど狭すぎるから腹が立つ。
なぜ日本人はこんなに自家料理に無頓着でいられるんだ。(*筆者は日本人)

イタリア料理人だけど、理由あって今は割烹旅館にいる。というわけで今、非常にイタリア料理が恋しい。
アパートのワンルームというのはパスタマシンを固定する場所すら探すのが困難だボケカス。
しかし派遣社員となった今、電気とガスを支払ってくれる寮に文句は言えない。
しかしこの絶望的な台所でも、深夜3時にイタリア料理が食べたい。

ピッツァもパンも焼きたい。スープからプリモからセコンドからドルチェまで納得して食べたい。たとえここが何処だろうと。


Ricette レシピ

深夜3時。胃に負担がかかるのを恐れリゾットではなく"イタリア風・粥"とする。
リゾットにはアルデンテが必要、粥には不要。
水や塩分やブイヨンの加え方、火加減で炊きあがりが自由に変えられるから米はそこが便利でいい。
炊き方、炊きあがり以外はリゾットとほぼ同じだ。

1.材料 


白ワイン
日本酒
菜の花


アンチョビ
チーズ


オリーブオイル
米酢       各適量

アンチョビはマックスバリュにも良いのが売ってあるからそれか、カルディがあればスカーリアさんのアンチョビを良く使ってる。

2.寮の熱源がIHなので、使用器具は家庭用IHコンロとテフロン加工のアルミパンとする。

フライパンを温めて、白くなる程度米を炒る。このとき塩をふる。

3.米があったまったら横に少し油。


油の中にアンチョビを加える。
アンチョビが油に溶けたらそれでいいけど、なんかボソボソに固まって千切れてる様子なら白ワインか日本酒を溶かす程度加えて溶かす。

4.アンチョビが溶け、米に馴染んだら

日本酒を米が半身浴する程度加えて沸騰させる。
沸騰したら、丁度米が炊きあがるであろう量のお湯(まぁ水でもいいよ)を入れて強めに塩。
この塩水で米、炊くから。そのつもりで。
火力で炊きあがりが変わるので好みの加減を自分で探せカス。
あと強めに塩しないで炊くと米が崩れてしまい、より粥になります。まぁ粥も旨いからどうでも良いか。

5.米を炊いてる湯が沸騰してきたら菜の花を加える。


分量外でローリエとかオレガノを加えてもきっといい。
なんなら市販の昆布や鰹のダシ粉末とか合うはず。
私の代わりに誰か試してくれ。

6.米がいい柔らかさになり、水分が飛ぶまでまで炊いたら、


ペコリーノロマーノ、パルミジャーノレジャーノ、オリーブオイル/バター 、米酢少量
を加えて一分くらい待つ

7.米の形をなるべく崩さない

ように混ぜ、
皿に盛り付けて、黒胡椒、チーズを削り完成。


罪悪感がないシンプルな味、胃にも良さそう。

食事をしたらなんか元気になってきたな。

よし、肉料理つくるか〜(深夜4時)

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