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ミュージカル『CROSS ROAD』(2024)

今年のミュージカルで、僕が勝手に呼んでいる『作曲家三部作』の2作目、ニコロ・パガニーニのお話🎻
(ちなみに、1作目は年始の『ベートーヴェン』、3作目は『モーツァルト!』)

2024年5月26日@博多座  大千穐楽

「パガニーニが悪魔に魂を売って超絶技巧を手に入れた」と囁かれていた、ということは結構有名な話で、僕もこの作品を知る前から知っていた

↑パガニーニといえばこれ!!な曲




元々朗読劇から始まったということで、それは僕は観ていないけど、ストーリーの土台?がしっかりしていて展開とか演出とかすごく面白かった!

あと、パガニーニの話と見せつつ、観ている側にも共感、自分と重ねることができるようなポイントが散りばめられていて、
人生の"十字路"に立って迷うとき、誰かにすがりたくなるのは誰も皆同じで、それがパガニーニの場合悪魔とされているけど、誰にも起こり得る(?)話だなーと思った
(悪魔の誘惑には乗りたくないけど笑)

なんか、超絶技巧を手に入れた孤高の天才!ではなく、人間らしく描かれているのが非常に良かった

パガニーニが言う「音楽に殺される」ってセリフが怖くて、印象に残った




音楽は、変音(♯や♭)はいっぱい出てくるし、転調はするし、メロディの動きが激しくて、全然キャッチーじゃない(帰りながら口ずさめない)曲が多いけど、
それを歌いこなしているキャストさんがすごい👏👏👏




大千穐楽ということで、ミュージシャンの紹介と、アンサンブルの方々含めたキャストさん全員から挨拶があった!🙌🙌





明日(5月27日)はパガニーニの命日らしい
今降っている雨は、パガニーニの涙なのかな〜
なんて、思いながら、雨音を聞いている(結構激し目の雨!!!)

自分の人生がミュージカルになるって思わないでしょうね
しかも、イタリアじゃなくて遠く離れた日本で

ショパンやリストが羨ましがってるかな(笑)

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