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服のこと | 02 アンティークの白いスカート

02 antique white cotton petticoat

02  アンティークの白いスカート

このスカートはアンティークの雑貨やアクセサリーを扱うVioletさんというお店で出会いました。

本来はペチコート。
スカートやドレスの下にはくものだそうです。

私はスカートとして夏は1枚で着たり、
ワンピースの下に着て、
裾からレースの部分を出して着たり、
この一枚で自分のクローゼットにある服の着るパターンを増やすことができるのでとても重宝しています。

このスカートの一番好きなところは
レースの影です。

初めて試着した日、
日当たりの良いお店の窓から日が差していて、
ちょうどレースの影が綺麗に床に落ちました。
それがとても気に入って買うことにしました。

私はレースやフリル、パフスリーブのような
女の子すぎるもの甘いものが昔から少し苦手でした。今でもあると思います。
甘いものといえばパフェやショートケーキ、生クリームなど
食べ物も甘すぎるものが苦手です。(何かつながりがあるのかは謎。)

それでもこのレースは私にとって特別で、
甘すぎなくて、控えめでいて女性らしい
大好きなスカートです。

フランスの古いものということで
ちょうど真ん中あたりに繕った跡があります。
その繕いの跡の部分もしっかりしていて、
私がこのスカートで走ったり、
木登りをしたりしても全く破れる気配もありませんでした。
タフなんです。

昔の人にとって服は高級品ですから、
大切に大切にしていたこと、
またしっかりとした繕いの技術が詰まっていて
服という存在よりももっといろんなことに気づかせてくれる存在です。

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