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1番好きな映画、チョコレートドーナッツ シワ

月曜深夜にやっていた映画天国という、日テレの映画枠をたまたま録画した数年前の6月。このたまたま録画をきっかけに3人の不揃いで愛おしい人たちと出会って、シミもシワも重ねた大人になりたいと思った。

よく街中で

誰かが、その大切な人と過ごしているとき

そこにはふんわりとした、

優しいベールのような空気が流れてて、

その"ふんわり"に思わず目を奪われてしまうことがある

その謎の"ふんわり"(伝わってますように)に加えて、【チョコレートドーナッツ】では

・泣いているあなたをハグできるだけでいいから

・そこにただ、あったかい時間があるだけ

・性別がなんだろう、同性同士がなんだろう

そんな愛が、聴こえてくる映画でした。(あらすじはネットに沢山あったので書くのやめとこう、、)

以下、私が好きな言葉から、ただの好きな人紹介

①お金はないが情熱を持ったゲイのショーダンサー、ルディ「恥を知りなさい」

②正義を夢見た弁護士、ポール「たまになら問題ないよ」

「 恥を知りなさい 」

ルディの住む、アパートに暮らすダウン症の少年マルコの母はドラッグ漬け・男遊びの毎日を過ごしていた。ある日ひとりでいるマルコをルディが保護し、今後のことを相談しようと弁護士であるポールの弁護士事務所に電話をかけたが、取り合ってもらえず、直接事務所へ乗り込むことに、、。

そこでルディがポールに放った一言

「 恥を知りなさい 」

まるで自分に吐き捨てられた気がした(なんでポールが言われたのかは観てほしいなあ、、心底)

ルディはとにかく愛に溢れた人で、感情的で、華やかで心が豊かで顔に刻まれたシワが美しいなって思える人、惹かれる。こんな人になりたい

「 たまになら問題ないよ 」

ルディとポールとマルコの3人で囲む食卓。マルコは何も食べようとしない。ふたりが「好きな食べ物はなに?」と聞くと「ドーナッツ」と答えるマルコ。ポールはそんなマルコのために"チョコレートドーナッツ"を与える。そんなポールにルディは朝からドーナッツなんて身体に良くないわっやめとこっと返事をする。(意外)

その時にポールは「たまになら問題ないよ」とほほえみかけるのだ。

その後の、ポールを見つめるルディの"瞳"を観てほしい。ルディの中でより一層、   が動いた瞬間じゃないかなと思う、あのときの顔がさ、なんとも言えない、、🥲

ポールは弁護士さんで、一緒にいるルディに比べるとお堅い人かと思ってた、ごめん。ポールはさ、きっと、眠れない夜は「一緒に朝まで夜更かししちゃおっか!」って言ってくれるような、そんな人なんだろうなってここで思った

一般的にいったら、人のだめだなあって思うところも、やさしくなでてあげられる人



大好きな人が生きていた映画なので、そんな3人の結末を、どうか、最後まで

わたしの大切な人たちには、知ってほしいな、、🪡


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