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新たなカルチャーとの出会いを。
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#映画

夜更かしとパスタ

会話の代わりにくれたもの

幸せになる権利

21歳の修学旅行

幸せが多いと怖くなること。

#18 自分の中の嫌いなところを、好きだと言った

#16 パッチ・アダムスをみるとデザイナーとしての生き方を改めて考えさせられる

デザインが人を殺す。 という話を、学生時代に聞いたことがある。日本医療機能評価機構によると、医療過誤の70%以上が"ヒューマンエラー"といわれる人為的ミスによるもの。中でも、医薬品の名称やデザインが似ているためにおこる事故は少なくないという。(詳しい事例はこちら) 現場で起きる医療過誤が全て、看護師や医者の責任だろうか。パッケージデザインにも責任があるんじゃないか?この話をしてくれた講師の先生は最後にこう言った。 「デザインが人を殺したんだよ」 (※noteの最後に製

#15 僕たちはオリジナルの必殺シュートでゴールキーパーを吹っ飛ばした

問題は、リアルかリアルじゃないか。 ・ 小学生の僕にとってリアルか、リアルじゃないかは大切なことだった。 1997年に産まれた僕たちは脱ゆとりという掛け声と共に、教育改革が推し進められた世代だった。でも、当時の僕にとってそれは全然リアルじゃなかった。やれと言われたことをやるだけだったから。 それに比べて、ドラえもんの声優が変わったこと、メリー号の前でウソップとルフィが喧嘩することはリアルだった。ビックリしたし、テレビの前で初めて泣いた。 国会中継、郵政民営化、地球温

#13 タヌキの世界にも色々あるよね

まず、タイトルが良い。平成狸合戦ぽんぽこ。言葉に出してみて。ぽんぽこ。もし、自分の名前がひろきぽんぽこだったら、今よりもっとモテたかもしれない。「ぽんちゃん!」なんて呼ばれたりして、大人気だ。 狸合戦っていうくらいだから、タヌキ同士の戦い「タヌキウォーズ」のお話だと思ったら大違い。戦うのは、人間と狸。 物語の時代はバブル絶頂期の日本。たぬきの山にニュータウンの開発の手が伸びる。住む場所がなくなったもんだからタヌキは大慌て。 そこでタヌキ会議が開かれた。人間と共存したいも

#10 不器用な男達は好きですか?

昔から不器用な男はカッコイイ。「自分、不器用ですから」と高倉健は言った。この映画に出てくる男たちは全員、不器用だ。他人との意思疎通が出来ないサイコパスの柴田と、何でも暴力で解決しようとする最凶ヤンキーの影山兄弟。決して高倉健のような硬派な不器用男ではないけれど、僕には彼らが愛おしく思えてしまう。 作品の内容は、かなりぶっ飛んでいる。京都の大学に通うサイコパスの柴田は、ヤンキー・影山兄弟の子分を拳銃で殺してしまう。それをキッカケに影山兄弟vs柴田の抗争が勃発する、という話。

#07 僕たちの出会いを運命と呼びたい

キッカケは人それぞれ。 僕は小学校6年生のとき、手術を経験した。生まれつき目の上に出来物があって、それが段々大きくなっていた。お医者さんに「このまま放っとくと、目が見えなくなるよ」と言われたときは怖かった。 そのまま手術をして、包帯が取れたのが中学校の入学式前日。 「半年間は安静にしてください。ボールがぶつかる部活はダメだよ」と言われた。身長を活かしてバスケ部に入りたかったのだけど、断念。 医者の勧めで入ったのは陸上部。そこでマツモトに出会った。 マツモトの家は音楽

#03 ヤンチャなことなんかなかった、僕の不格好な青春

僕の中学校はすごく荒れていた。 月に一度、窓ガラスは割れるし休み時間の校庭にはタバコの吸い殻が落ちていた。制服を改造した男の子は学ランのボタンを全て開け、女の子の髪の毛は金色だった。 僕たちは目立たないように学校生活を送った。放課後には部活に励み、定期テストにはしっかりのぞんだ。中学二年生のときには親に反抗してみたし、門限を破って怒られたりした。 久しぶりに地元の友達と会うと、その当時に戻る。 あの娘が可愛かった、あのときは焦った、面白かった。 やんちゃなことなんて

#02 好きに理由なんていらないよね

「なんで好きなんでしょうね~」 コンビニでバイトをしていた時、よく一緒になる女の子がいた。その子は17歳年上の店舗マネージャーと付きあっていた。女の子は20歳。彼女はおじさんとばかり付き合っていた。元カレは15歳年上の塾講師だそう。びっくり。 「おじさんの魅力ってなんなん?」 と聞くと、冒頭のセリフ。 「なんで好きなんでしょうね〜」 分からないそうだ。フェチなのか、なんなのか。 よく考えるとボクの知り合いにバンドマンばかりと付き合う子、ぽっちゃりな男の子とばかりと付