感性の歪み♯2


小学2年の頃ある男が通い始めた。

初めは母親から友人だと聞かされていたが、家に訪れる回数が次第に増えていきその影響か兄が母親と大きな喧嘩をし始める。

その結果兄は実の父の元へ行っていた。

『行っていた』とゆうのも私が学校から帰ってきた時にはもう兄は家に居なかったのだ。

急に兄が家から居なくなるとゆう不安…

当時何があったか説明もしてもらえずただ喧嘩したとだけ伝えられた。

そこで兄との永遠の別れでは無かった。小学校は同じだが帰る場所が別々になるとゆう不可解な状況だった。

勿論同級生や担任にも聞かれたが私は『よく分かんないんだよね。』とゆう小2にして上手く濁していた。

それからとゆうもの父が私と兄を連れて出かけたりする事も少しづつ増えた。

それと同時に友人と名乗っていた男もまた家に出入りする回数も増えていった。

その男はなぜか分からないが私を教育しようとしてきた。

今思えば教育と言っても子供も居なければ下の兄弟がいた訳でもない、教育に対してど素人だというのに。。


まぁ実際教育と言うなの奴隷扱いです。

学校まで歩いて片道30分以上あるとゆうのに16:00までに帰ってこい。それを過ぎるとペナルティーだと言って習ってもない難しい漢字練習を10ページさせられたり。

近くの緑地公園をランニングさせられたり。1週間友達と遊ばせて貰えなかったり。

色々ありました。

まぁそれで帰ってきたらその男が昼食べた時の洗い物をして、お米を研いで炊く、その男と母親が使っていた灰皿を歯ブラシで綺麗に水洗いして、乾いた布で水滴1つ残らず拭く。

少しでも灰皿のタバコを置く縁に水滴があれば怒られる。

その後はその男が連れ込んだ犬のトイレを変え水も変えて散歩に連れて行く。

その散歩も普通ではなく片道20分先にある広場まで行って写真を取るという。

なぜかと言うと嘘をつくと疑ってその広場の写真を取ればケータイの履歴に日にちと時間が自動的に載るからだ。

当時ガラケーだった為スクショなどは無く毎日雨の日以外毎日これをやらされた。

続く→


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