正論だけじゃ人はついてこない
はろはろ〜♪
もうすぐ仕事を辞めるので、これまでにあった従業員のやべー奴の傾向を語ります。
ご静聴頂ければ幸いです。
辞めるのは単純に、人間相手の仕事に精神的に疲れたからです。
十人十色とはいいますが、中にはその感性がすこぶるズレているやつもいるから面倒くさい(´-ω-`)
客の中に自分論が絶対の世間知らずがいるのは以前にも語りましたが、同タイプの人間が職場にいると厄介なことこの上ないですね。
ここで表題の
正論だけじゃ人はついてこない
に関わるのですが、そもそも自分論を押しつけるやつって、たいてい絶対正論主義と相対思考がセットなんですよね。
なにかと見聞きした情報を比較に出して自分は正しいことを主張したがる。
マジうぜえしめんどくせえ。
たとえば、コロナ禍において屋内施設では、マスク着用のルールを敷いているのが当たり前です。当店も例に漏れません。
マスクをしてない方には当然注意しなくてはなりません。
では問題です。
赤ちゃんや未就学児童を連れたファミリー客。赤ちゃん・子供はマスクをしていません。どうしますか?
たいていの方はご存知かと思いますが、赤ちゃんや未就学児童といった子供は、大人たちに比べて呼吸が上手ではありません。
無理にマスクをつけると窒息のおそれすらあります。
なので、当店ではこういった場合、保護者さまに一任することにしています。
もちろん、大人である保護者さまには着用をお願いしますが、子供のことは保護者さまの方がよく知っているはずですので。
無理につけさせて命に関わる大事になった、なんてことになったら目も当てられませんから。
とまあ、これがごく一般的な対応かと思います。
第2問
鼻出しやあごかけの客が複数います。
どうしますか?
こちらは地域によって異なるかと思います。
新潟県は感染拡大地域というところまではいかないため、わりと緩いです。
というのも、ノーマスクならさすがに注意しますが、あごかけなどの場合はマスク着用に協力する意思があり、熱中症対策の冷却のために一時的に外している、という認識です。
これらを全部注意して回っていると、先述の赤ちゃんの件のように大事に至る可能性もあるし、何より他の仕事が回らなくなります。
なので、そういうてい、という口実で、よほど非協力的でなければガミガミ言いません。
でもね。
正論主義者って
『ルールはルールだから守らなければいけない』
っつって注意するんですよ。
他人の命より自分の正義が大事なんです。
狂ってるでしょ、そんなん。
命に関わるんだよ?
お前の命ひとつ差し出したところで失った命は返ってこないんだよ?
企業従事者全員が路頭に迷う可能性まであるんだよ?
そう説明しても
『でも、ルールはルールですから』
の一点張りなんですよね。
そんで、その正論を突きつけ続けた結果、独りになるんですが、本人の弁は
『自分は正しいことを言った。正しいことをやった。なのに批判されるのはおかしい。みんなが悪い。世界が悪い。自分は悪くない』
なんですよね。
どんな人生歩んだらそんな思考になるのか。
さらにめんどくさいのが、こういう人に限って自分を正義の味方とカン違いしてて、自分の周りに人が寄らないのが気に食わない傾向にあります。
いや、寄るわけねーじゃんw
そんなめんどくさいやつ、誰だって関わりたくないわ。
例えがコロナ禍の話で不謹慎かもしれませんが、正論だけでは人はついてこないというのはそういうことだと思ってます。
別の表現だと
融通が利かない
ってところですかね。
言葉通りの意味に受けるのではなく、別の言い方や観点で見た場合、融通が利くところは利かせる。
そういう人の元に人は寄るのであって、決して正論を振りかざして暴れてる人のところに寄るのではないということです。
絶対正論主義者には死んでも理解できなさそうな話ですがねw
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