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8年勤めた大企業を退職する理由

今日、朝一番で8年勤めた大企業に退職の旨を伝えました。

正直めっちゃ不安です。

「大企業やめるなんてもったいない!」親はもちろん、実家の犬にも言われた気がします。

僕は高卒で入社したので、年齢的には26歳です。

高卒で工場現場に配属され、3年間は現場作業に従事し、その後の5年間は生産技術開発なる部署に異動していまに至ります。

18歳から働いている訳なので、かなり思い入れがある会社です。

大企業ということもあり、高卒の僕でもかなり良い処遇でした。

いまの年収は500万、40歳頃には年収が1000万近く貰えてかつ、年間130日も休日があるのですから、流石の大企業です。


ですから、年収や処遇には不満はありません。
仕事内容にも人間関係にも不満は全くないのです。

仕事の生産技術開発では、主に化粧品の新製品を工場で立ち上げる仕事をしているのですが、やりがいもあり、多くの人に喜んで貰える商品を作る素晴らしい仕事です。

「じゃあ、なぜ辞めるんだよ」という話ですが、自分の中で「大企業で安泰の人生でやりがいのある仕事だけど、それ以上にやりたい仕事がある」という、挑戦的な退職です。

自分の中では、やってみたい仕事がなぜやってみたいのか、言葉にすると恐ろしく難しいのですが、数年前からずっと「やってみたいなぁ。。」と悩んでいた仕事です。

僕は高卒で就職して、自身のキャリアに何度も何度も悩まされながら、それでも目の前のことに集中して仕事を全うしてきました

ある時、自分のように高卒で就職して働くことに悩む人や、自分の将来に不安を抱える人を支援したいと思い、キャリアコンサルタントの資格を取りました。

そして、自身の悩んだことをブログに書いて情報発信をしたり、高校生へキャリアワークショップを開催してみたり、「いつかキャリア支援を仕事にしてみたい」と思うようになったのです。

↓ブログはこちら

「いつか」と考え始めてから早くも3年が過ぎようとしました。

「いつか」はいつくるのか、僕はとても悩んだのですが、あることに気づきました。

「いつか」なんてこないということ、そして僕は「いま」の連続だということにです。

やってみたい、こうなりたい、その瞬間に刻々と時間は過ぎていくことに気づき、いまの自分の方向性は果たしてどこに向いているのかを考えるようになりました。

自分の目指す姿に対して、具体的な姿は描けてなくても、少なくとも向かっている道先が合っていることは大切なんじゃないかと考えるようになったのです。

人生は真っ直ぐ目的地に向かっていなくとも、紆余曲折しながら到着できる方向を自分が向いているかは大事なんじゃないかと。

だから、自分が「キャリア支援を仕事にしたい」と本気で思ったから、せめてその方向を向いて歩みだしました。

そうして、未経験の人材紹介会社へ挑戦するに至りました。

この先、この決断が正解なのか不正解なのか決めるのは自分ですが、正解も不正解も行動しなければ分からないと思うのです。

だからこその転職です。

そうして、僕は8年勤めた大企業を退職することにしました。

僕と同じように、自分の目標や夢に向かう人に幸あれ。

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