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【小説】ロックバンドが止まらない

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オリジナル小説です。 とあるバンドの話です。 何卒よろしくお願いします。
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2024年3月の記事一覧

【小説】ロックバンドが止まらない(38)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(37) 「あのさ、昨日ライブが終わった後に少し言わ…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(37)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(36)  四組目のバンドもしっかりとチケットを買っ…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(36)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(35)  楽器やエフェクターの転換作業を終えたスタ…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(35)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(34)  一年生三人組のバンドの演奏を、神原たちは…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(34)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(33) 「それでは、まずは三年生の四人組バンドCh…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(33)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(32)  翌日。神原は授業を終えると、まっすぐ最寄…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(32)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(31)  神原が電話をかけると、与木たちは三人ともイベントに出演できると答えてくれた。与木だけでなく、園田も塾に通い始めたようだが、それでも親と話した結果、折り返しの電話でどうにか都合をつけられると答えてくれた。  チケットのノルマがあると伝えたときには、三人とも一瞬怯むような反応を見せていたが、それでも最終的には三枚なら努力次第でどうにかなると、了承してくれた。  それはよかったのだが、与木は口下手なこともあって友人があまりいな

【小説】ロックバンドが止まらない(31)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(30)  神原の高校生活最後の夏休みは、ギターを弾…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(30)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(29)  神原たちの出番は、そのまま大きな盛り上が…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(29)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(28)  登場SEが止んで、一組目のバンドが演奏を…

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7か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(28)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(27)  オーディションに落ちて、楽器の練習他に真…

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8か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(27)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(26)  帰りの電車の中でも、四人はオーディション…

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8か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(26)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(25)  一つ息を吐いてから、神原たちは前のバンド…

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8か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(25)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(24)  デモテープをレコード会社に送ってからも、しばらくは神原たちの生活に変化は訪れなかった。学校に行って、帰ってきたら楽器の練習をして、時折気の進まない勉強をする。  でも、そんななかでも神原の気持ちはソワソワして止まなかった。  それは園田たちも同じのようで、毎日のように神原は「連絡あった?」と訊かれている。デモテープと一緒に送った手紙には、代表して神原の家の連絡先を書いた。だから、連絡があるとすれば神原のもと以外にはあり得