医療業界という時代遅れな業界

医療の現場で働く者として、医療現場は物凄く閉鎖的であり、時代遅れであると感じる場面が多々ある。
先進医療などと巷では多くの革新的な医療技術が紹介され賞賛の声を浴びているが、事、現場を見ると物凄く時代遅れな事が多い。

もしかしたら少数であるのかも知れないが、出勤時もタイムカードを押さず、出勤簿に印鑑を押し、残業も手書きで申請するのである。何に時間を取られ、何が残務につながったのか、解明する気もさらさらないのである。さも、残業する事が至極当然であるかの如く。

教育システムにも疑問を抱く。ただ単に経験年数だけを重ねた者が、新入社員の教育にあたり、感情論や「私たちの時代はこう教わったから」などという浅はかな経験則だけで新人教育が行われている。かといって前年度の反省点から見えた改善点や継続できる事などを次年度に繋ぐこともない。

「命を扱う者」として、医療の知識や技術は当然身に付けている。しかし、「他者との関わり」という大事なことにおいてはおざなりであり、新人教育を担う者がなんの教育的な知識も持たず、ただやらされている仕事として捉えている。
この様な現状で如何様に人が成長しようか。
辞めなければ素質があった、辞めたやつはこの仕事、この現場が合わなかったのだ。と吐かす輩もいる。

アナログな事になんの疑問も感じない。効率的に働く者が時間を持て余しているとサボっている、非効率に仕事をこなし、時間いっぱい働いている奴が真面目に働いている、そんな評価の仕方だ。

あなたの会社、業界ではどの様な働き方があるだろうか?どの様な工夫がされているだろうか?どの様な教育システムがあるだろうか?どの様な評価方法があるだろうか?
私はそれを、聞き学び、活かしていきたいと考え、この文章を書いた。
拙い文章ではあるが、読んでくれた方から何かヒントを頂けないか、と思う。

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