2023年、とことん身体のことと向きあった。

春、脳の検査、大腸の検査、婦人科検診。

夏、デリケートゾーンケア、医療脱毛。

秋・冬、酵素ファスティング(プチ断食)。

どれも今年に入ってやってみたことだ。これ以外にも、ジムに通い始めたり、美容院を変えてみたりもした。

今年はとことん、身体のことをする!!と決めてはいたけど、正直こんなにお金をかけてやるとは思っていなかった。徹底的に、やるときはやるんだな、自分…とちょっと引いてもいる。

けれどもたった一つの、大事な自分の身体。
やっぱり、やってよかった!!の一言なのだ。

特に最後に取り組んだ酵素ファスティングは、今まで見て見ぬふりをしていた自分の食べ方のクセや、胃腸の不調、それに伴うメンタルの調子など、ずっと悩んできたことを解消する手立てをくれたと思う。

私が取り組んだのは、酵素ドリンクやサプリメントを販売している専門サロンが提案している方法で、モデルさんやプロスポーツ選手も利用しているそうだ。

1ヶ月のうちの、7日間のファスティング期間。そのうち固形物をなにも摂らないのは3日間で、普段の食生活とのギャップが激しくなりすぎないよう、前後2日間で準備食と回復食を摂る。

酵素ドリンクのほか、専用の準備食や回復食のレトルトミールもついているセットを購入し、3ヶ月間のプログラムに挑んだ。これが、けっこう高い買い物だった。
でも、そうでもしないと私にはできなかったと思う。

3回のファスティングを終えてみると、3ヶ月前とは習慣がガラリと変わっていることに気がつく。

まず、水を飲む量が増えた。それに伴って、お肌が水分を含んだようにピチピチとした手触りになったのがうれかった。くすみもとれてきて、肌が明るくなったように思う。

実際、ファスティングの前後はサロンに足を運び、体重や体脂肪率、体内水分量や筋肉量を測定する。

1回目のファスティング前の測定では、50%以下だった体内の水分率が、3回目を終えた今は1%程度増えて、50%を超えている。たった1%だけど、お肌の状態が違うのには驚いた。内臓脂肪レベルも1ランク下がった。

ファスティング期間以外は普通に食べていたので、もっと徹底的にやっていた人は、もっと結果が出たかもしれないが、私にしては上出来である。

普通に食べていたものの、食べ方は変わった。仕事の前や合間におやつを食べるのが習慣だったけれど、いつの間にかそれがなくなっている。

コーヒーも、1日4〜5杯、まるで水がわりに飲んでいたのが、1〜2杯に減っている。あまりたくさん飲まなくても大丈夫なのだと、身体も心も気がついたようだった。代わりに、カフェインレスのハーブティや紅茶、デカフェのコーヒーを選ぶ機会が増えている。

スーパーやコンビニのケーキなどのスイーツも、買わなくなった。ポテトチップスが大好きなのは変わらないけれど、その頻度もだいぶ減っている。

そして、メンタル面にも大きな変化。私はPMSがひどく、イライラや落ち込みが激しい方だったのだけど、今はちょっと涙もろくなったくらい。

ちょっとしたことでは落ち込まなくなったし、気分の切り替えが早くなった。何より、大事な人や周りの人に、素直に「今、こう思ってるよ」「それは困ります」などと自分の状態や気持ちを伝えられるようになってきた。これはけっこう、大変化だ。

身体のことをやる!と同時に、自分の人生を動かすことに、本気を出そうと思えるようになったのも、今年の収穫だったなと思う。

今は、本音で生きる!をガチでやっている。

来年はいよいよ、自分の働き方を動かす年になりそうだ。

そしてますます、自分と大事な人を大事にできたらいいなと思う。

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