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廃鉱の村の調査

大学時代の友人が体験した話。

友人は農学部で生物関連の色々なバイトなんかを受けていた。
動物調査や、標本採集はキツイだけあって結構給料がいいのでよく受けていたそうだ。
言葉だけ聞くと楽そうに思えるのだが実際は山の中を延々と歩いて規定数の生物をクリアしないといけないのでかなりキツイ。

最近見たニュースで、その友人が体験したことを思い出したので書いてみる。

その日、友人はコウモリの固体調査を請け負ってバイト仲間と奈良の山中を回っていたらしい。
奈良山中は廃村が結構あってそこがコウモリの巣となっている、その分布を調べる仕事だそうだ。

いくつか村を回って、赤坂の廃鉱の村を調査していた時、入り口がない変わった家屋があって中を調べてみようという話になったらしい。


その家は古い日本家屋で何故か全面塗り壁で覆われていて、窓もなかったそうだ。
住民が村を離れる時に、扉を塗りつぶしたのだろうと思ったと友人は話していた。

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