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人に嫌われたくないから気を遣うではなく①

いわゆる八方美人といわれる人をよく見る。このタイプは周囲に気を遣うので、とても人気がある。
愛情飢餓ゆえに、人から受け入れられたいという欲求が強いのだろう。
しかし、周囲に気を遣いすぎるゆえに、自分の意に反することをすることが多いので、本人は苦しんでいたりするようだ。

 人に受け入れられたいという欲求の強い八方美人は、心の奥に傷を抱えていることが多い。原因がなんであれ、愛情飢餓状態なのだ。
他者に愛想を振りまくことによって、一時的にその欲求を満たすことは出来るが、その関係は長くは続かない。
相手に合わせて自分を殺しているので、次第に相手に対して不満を抱くことになる。そして関係性は破綻していく…

周囲に気を遣う行為を否定はしないが、ここで焦点を当てるべきところを考えてみた。

 誰でも人から受け入れられたいと思っている。それは人として自然なことである。ここで焦点を当てるのは、他者に対する行動(外側)よりも、自分の在り方(内側)にすることだ。

自分のあり方に焦点を合わせるという事は端的に言うと「自分を愛する」ということである。誰でも自分が可愛いと思っているだろうと思われるかもしれないが、本当の意味で自分を愛せている人というのは意外と少ない。


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