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献身的な働きかけ

幸せになる勇気 No56 愛の責任

おはようございます。

みなさんは、恋愛相手、結婚相手をどのように選ばれますか?

私は、どうだったろうか。

“そこに居てくれる”という感覚かな…。それは、ある特定の物理的な場所に、ということではなくて、自分の中にいつも居てくれる感じ、かな。

「先生は、なにをもって結婚を決意されたのですか?」青年は、単刀直入に切り込みます。

“運命の人などいない”と言った哲人に、確かに訊いてみたい。

哲人は、なんともシンプルに、

「幸せになりたかったのです」

青年は、「えっ?」と思わず聞き返します。

私も、「えっ?」

「この人を愛したならば、自分はもっと幸せになれる。そう考えたのです」と哲人。

「わたしだってそうですよ!」と言った青年に、

哲人は、「…あなたの願いは“幸せになりたい”ではなく、もっと安直な“楽になりたい”だったのでは?」と問います。

私もそうかもしれない。いつも“待って”いてくれたら“楽”、だから…。

「愛の関係に待ち受けるのは、楽しいことばかりではありません。〜責任は大きく、〜予期しえぬ苦難もあるでしょう」と哲人は、言います。

それは、わかる。確かにそうだ。わかる。

「それでもなお、愛することができるか」、それが重要であると哲人は、説きます。

愛は、もっと献身的な働きかけなのです。

もっと献身的な働きかけ。そう、愛され方でなく、愛し方が重要。

どう愛されるか、でなく、どう愛するのか。

わたしちで、幸せになる!!

では、また。

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