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その壁は、越えてなんぼ

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない No73 壁は越えるもの

「意味ある変化がを起こすことができただろうか?そうでないなら、あなたは四つの障害の一つに遭遇したのかもしれない」

 そう、ラス先生は、言います。まあ、旅に障害はつきもの。でも、それがどんな壁なのか、どうしたら、超えらるのか知っておくだけで、一安心です。

 では、4つの壁を見てみましょう!!
 それは、頭文字をとってFEAR(恐れ)。よくできている。

F=fusion

フュージョン
 目標を設定した瞬間にその行動と破滅と憂鬱の思考がフュージョンしてします。「僕にはできない」「難しすぎる」など。それで、行動を起こさなくなる。

 これは、本書の最初にかなりのページを割いて書かれていた脱フュージョンが役立つ。

E=excessive expectation

過剰な期待
 目標が大きすぎると、期待ばかりが高まり、それに圧倒され、投げ出す結果になる。

1.目標が大きくなり、早く多く行おうとする
2.目標達成するためのスキルや準備が欠けてる
3.完璧に、一つのミスもなく行おうとする

 これには、まずは、簡単なステップを設定する。まずは、すぐできる行動から。

A=avoidance of discomfort

不快感の回避
 不快感を避けようとするほど、重要な変化を起こすことは難しくなる。変化は常にリスクを含んでいて、自分の恐れと向かい合うことを要求する。当然、不快な感情が出てくる。

 これには、忍耐や我慢するのではなく、受容するために観察する自己を意識し、拡張のテクニックを使って不快な感情に居場所を作る。

R=remoteness from your values

価値とのかい離
 価値を明確にするだけじゃなく、常にそれとつながっていなければならない。しかし、価値と離れると、簡単にやる気を失い、あきらめ、脱線してしまう。

 これには、価値の書き出しと人とそれをシェアすること。そして自問する。「私は自分の価値にどのくらい忠実だっただろうか?」

 心配事の内97%は心配する必要はない、ということがわかっています!!要は、自分で対処できる技術を学んで、実際に対処し、心配が起きないことを確かめていく。その繰り返しなのかなと思います。


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