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株式譲渡の想いと背景 〜全てはメッシ超え、バルサ超えのために〜

皆さんこんにちは。

2019年11月末に株式会社フォワードの私が保有していた100%の株式のうち、80%をTeam Energy株式会社に譲渡しました。

カンボジア・ナイジェリアの海外サッカー関連事業は私個人が引き受けて、そのまま経営する形となります。

私はまだフォワードに残りますが、サッカー事業の経営もあるため、2020年1月に代表を私から現副社長の伊佐さんに引き継ぎます。

2013年12月末で前職のリンクアンドモチベーションを退職して、フォワードを創業してちょうど6年間でした。

今回の譲渡によって実現させたいことは下記2つでした。
●サッカー関連事業にもっと投資したい
●日本の事業をもっと伸ばしたい

そもそも私が6年前に起業したのは、メッシ超え、バルサ超えを実現して、色々な人に夢と希望と勇気を溢れさせたい、ということが大目的でした。

それをまずは自分ができるコンサルティング事業から始めて、
新規事業で大きくしながら、クラブを買収してNo.1を目指していきたいと考えていました。

しかし、ここでも書いた通り、

カンボジア事業は毎年5000~6000万円の赤字でした。
カンボジアでも金融事業を始めることやナイジェリアやその他の国も含めてもっと投資したい。けどそれをできるほどの日本事業の収益がない。

日本事業はというと、伸ばしたいけれどカンボジアの赤字に引っ張られて、成長に向けた再投資ができない。日本事業のメンバーにもスピーディーに大きな成長を牽引できず申し訳ない気持ちがありました。

そんな自ら作りだした葛藤をどう解決していこうか、毎晩考えていました。

世界No.1に向けて、高い確度で、早く成長しなくては、という想いとは裏腹にこの葛藤によって、周囲から褒めて頂くこともありますが、自分自身が思うようなスピードでの成長ができていなかった。

そんな時に、当時メンターをしてくれていた、情報戦略テクノロジーの高井社長から、

日本事業でほんのり収益出して、(外からは道楽的に、と思われてもしょうがない)自分の好きなサッカー事業をやっている状態に対して、
「このままじゃ、その辺の中小企業のおやじになっちゃうんじゃない?」と
言われて、ハッとしました。

俺は何をやってるんだ、と。

その場でフォワードを売却に動きだそうと決断した。

覚悟を持って赤字のサッカー事業は引き取り、売却益でそこに投資しながら成長させる。フォワードは収益を再投資して、大きな成長を実現して上場を目指す。

もちろん、フォワードは自分の子供ような存在だから、
普段は感傷的になることはほぼゼロだけど、
その日の夜だけ、フォワードを誰かに引き継ぐということに対して、
ものすごい切なさと寂しさを噛みしめて、、、

次の日からはそういった感情は捨てて、相手探しに動き出した。

ちょうど5月末にEOという経営者団体の運動会(経営者が本気で争う笑)で、Team Energyの中村代表とピンク組(変な意味ではなく、赤組、白組みたいな)として知り合い、7月に改めてお会いしました。

大手外資のコンサル会社など他の会社からもオファーを頂いていましたが、フォワードへの独立性の尊重やフィーリングなど全て含めて、信頼できる中村さんにお譲りすることにしました。
中村さん、ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。


フォワードも僕自身もようやく第2ステージです。

フォワードにはファウンダーとして大きな成長に向けて関わりながら、
売却益はカンボジアで始める「サッカークラブのブランドを活用した金融事業」と「ナイジェリアのクラブハウス建設(土地は購入済みで、寮を作り全土から選手を集める)」に使います。

海外サッカー関連事業を早期に赤字から収益化を図り、
描いている第3ステージにできるだけ早く突入します。この決断が正しかったこと必ず証明する。

フォワードのCorporate Belief を俺自身が体現します。

~前に向かう意志が明るい未来を切り拓く~

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