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データサイエンスの新たな可能性を学ぶには、小説を読むようにして学ぶのが良いのではなかろうか2👍


### データサイエンスの新たな可能性:講義 #2

#### 講師: メアリー
#### 学生: レイ

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**メアリー:** こんにちは、レイ。今日はデータの収集と処理について学びます。まずは、データがどのようにして集められるか、知っていますか?

**レイ:** こんにちは、メアリー。あまり詳しくはありませんが、インターネットから自動的にデータを収集することは知っています。具体的にどのような方法があるのでしょうか?

**メアリー:** データ収集にはいくつかの方法があります。例えば、APIを通じてソーシャルメディアからデータを取得する、ウェブスクレイピングでウェブサイトから情報を抽出する、そしてセンサーやデバイスから直接データを受け取る、などです。それぞれの方法には利点と限界があります。

**レイ:** ウェブスクレイピングについてもう少し詳しく教えてもらえますか?

**メアリー:** もちろんです。ウェブスクレイピングは、ウェブサイトからデータを抽出する技術です。PythonにはBeautifulSoupやScrapyといったライブラリがあり、これらを使うことでHTMLやXMLのページから必要なデータを取り出すことができます。ただし、使用する際にはウェブサイトの利用規約を確認する必要があります。

**レイ:** なるほど、それは興味深いですね。データの前処理はどのように行うのですか?

**メアリー:** データの前処理は非常に重要です。収集したデータには欠損値や異常値が含まれていることが多く、これらを適切に処理しなければ分析結果に大きな影響を与えます。PythonのPandasライブラリを使用してデータをクリーニングし、例えば欠損値を削除したり、置き換えたりする作業を行います。

**レイ:** それでは、実際にPandasを使ったデータクリーニングの例を見せてもらえますか?

**メアリー:** もちろんです。ここにCSVファイルからデータを読み込み、欠損値を処理する簡単なコードを示します。まずはPandasをインポートし、データを読み込みます。

```python
import pandas as pd

# CSVファイルを読み込む
data = pd.read_csv('sample_data.csv')

# 欠損値がある行を表示
print(data[data.isnull().any(axis=1)])

# 欠損値を平均値で置き換える
data.fillna(data.mean(), inplace=True)
```



**レイ:** これでデータの前処理ができるわけですね。次にどんなステップがありますか?

**メアリー:** 次はデータの可視化です。データを視覚的に表現することで、トレンドやパターン、外れ値などをより簡単に理解できます。次回の講義では、Pythonでのデータ可視化技術について詳しく学んでいきましょう。

**レイ

:** 理解しました。次回も楽しみにしています。ありがとうございました、メアリー。

**メアリー:** こちらこそ、今日はお疲れ様でした。次回も頑張りましょう!

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### 用語注釈

- **API (Application Programming Interface)**: アプリケーション間でデータや機能を共有するためのインターフェース。ソーシャルメディアやデータベースから情報をプログラム的に取得する際に使用される。
- **ウェブスクレイピング**: ウェブサイトのHTMLやXMLから情報を抽出する技術。特定のデータを自動的に収集するために使用される。
- **Pandas**: Pythonでデータ分析を効率的に行うためのライブラリ。データの操作や変換、クリーニングなどが可能。
- **CSV (Comma-Separated Values)**: テキストデータを保存するフォーマットの一つで、各データがカンマで区切られている。データの交換や保存に広く使用される。

次回はデータの可視化に焦点を当てて進めます。

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