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最高の供養

亡き両親にとって、何が一番の供養なのか?

法事、お墓参りに行く、仏壇に両親の好きな飲み物、食べ物をお供えする。感謝の言葉を唱える。
時々、自分でお経を唱える。
これら以外は思いつかなかった。

動画で仏教の講師さんが、こう言っていた。
日本の葬式費用は高すぎる。特に、戒名は位が高くなるほど料金も高くなる。100万くらいかかる場合もあると。それらに多額の料金を支払うことは、真の供養とはいえない。お釈迦様も、そう考えていた、と。

まず、私達が子供や孫に、どう生きてほしいのか?と考えてみる。そうすると、自ずと分かってくる。
両親の望んでることは何か? と。
きっと両親は、毎日笑って暮らしてほしい。
健康で元気でいてほしい。
心の痛みの分かる人になってほしい。
友人を大切にする人になってほしい。
そう、願っている、と。

一番の供養は、両親を悲しませるような恥ずかしい生き方、人の道に背くような、道徳に反するような行動をしない。親に幸せかい? と問われたとしたら、うん、と言えるような生き方をすること。

当たり前のようでいて、今の私は全て実践できているとは言い難い。
生前は両親を心配させる行動を取ったこともあった。特に母は夜も眠れず、まんじりとしながら夜を明かしたこともあったと聞いた。母の心中を想像すると切なかった。

今後、両親を悲しませるような行動はしてはならない、それが一番の供養になるのだから、と強く思った。


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