新しい発想
今日も仕事の話を少し
現在の職場(介護職)ではご利用者が約50名で4割の方が認知症です。
実際話は通じないことが多く、というよりは通じません。
夜中2、3時にお金を払ってないけん今から支払いに行くと言って起き上がる。窓の方を見てこないだ叔父がそんなこと言っとったわなどいきなり言う。全く違うところをみて手を振りみっちゃんそんなことするじゃないと怒ったり。などなど出すとキリがありません。
しかし、その時には、その状況での会話を進めます。そうするとご利用者は少しづつ落ち着かれ、「ならそうするわ」となられたりします。(なられないこともしばしばあるよ)
で、なんですが一方的にこれが正しい、嘘はダメなどと硬い頭のまま、話をしていると全く理解できず、結局ご利用者も職員も嫌な気持ちしか残らないだけになってしまします。
認知症対応では当たり前のことと言われていながら、できない職員が実はたくさんいます。
また職員の精神状態によっては、聴く耳になってない事があり、ちょっと待っての連続となります。
結果落ち着かれない、ご利用者、職員がいると施設内がざわつき事故になる状況も増える可能性を秘めてきます。
だから何に対してもすぐに対応できる語彙力、ご利用者にわかるように話す力、笑顔などの発想力がとても重要になってきます。
頭で考えるより、反射で出来るようになることが必要になってきます。
これは経験と知識の積み重ねで出来ることでもあります。
自分もできているとは言えませんが、経験からだいぶ対応できるようになってきています。
その為、いろいろな方と話す機会があっても嫌な思いをすることが少なくなってきたし、Twitterでの返信でも何かいい感じで返信出来て楽しい日々を送っています。
認知症の方によって自己のスキルが上がることで感謝しかないなと思う今日この頃でした。
ありがとうございます。
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