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「人に会うのはなぜつらいのか?」

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この本を読んでほしい人。
僕みたいに、「人に会うのがどこか億劫な人」に読んでほしいのですが・・・

タイトルとは反してかなりマニアックです。
それもそのはずで、対談しているのは、このお二人。
佐藤優さん→作家、元外務省主任分析官
斎藤 環さん→精神科医

ということで、かなり読みふけてしまいました。

ネタばれしない範囲で。

なぜ、税金を払うのか?っていう大事な視点を再度考えさせられる。

自動車所有者なら、自動車税。
持ち家なら、固定資産税。
日ごろ払っている消費税。
住民税、ガソリン税、たばこ、酒税など、日ごろ税金にさらされているのですが、これは、セーフティーネットを守るためのお金?とされています。

身近なところでいくと、図書館、ごみ収集、公園の整備などなど。
生活を豊かにしてくれるために使う一方で、

生活保護など、生活するのに直撃される資金としても活用されたり、
自己破産などにも応用されているのかなと思います。

で、寛容と言う意味で行くと、僕自身もお金で失敗した経験から、この国の制度に助けられた一人であるので、非常にありがたく思っています。

一方で、未だに、この国のセーフティーネットに対するネガティブ要素もあるのも事実というか、YouTubeではそんな動画も多く、再生回数もそれなりに伸びていることを考えれば、ちょっとネガティブな要素を含んでいると思います。

実際、今一緒に働いている夜勤の方も元、生活保護受給で、車も洗濯機もありません。ガラケーです。でも、すごくまじめな方で、人の悪口も一切言わない方です。

だからというのもなんですが、生活保護受給=怠け者みたいなレッテルをはる無意識な意識が人に会うのをつらくさせているみたいなことになるきっかけになっていることも、感じました。

行政側も問題で、かなりハードルを高く設定している。
そもそも、行政側の寛容さがもう少しあればと思ったりしますが、そこで下げてしまうと、受給自体がたやすくなってしまうということもあるのでしょう。

この騒動で体験したことをどう前向きに生かすか?

もはや、同行圧力って感じで、マスクの義務化がされている感が否めないのですが、日本はそんな古臭い同調圧力がある一方で、この騒動の中で起きたことをどううまく生かすか?

みたいなことを最近本当に思う始めました。

結論として、人に会うのがつらいのであれば、無理に会う必要もないということ。

同調圧力に逆らうというか、見えない常識にとらわれないことが多分この騒動で学ぶべき大事なことの一つかもしれません。

このお二人の対談形式で、繰り広げられるので、庶民的なことはあまりふれられていないと思いきや、結構庶民的な話題もあって少しホッとします。

本題にある人と合うのはなぜ辛いのか?は、ゴールデンウイークゆっくり家で過ごしたい方には、辛さから抜け出せるかもしれません。

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