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自然に寄り添い、水に親しむ。

昨夜に降ったらしい雪は止み、陽の光と雨が交わり今にも虹が出そうな午前。

お気に入りのリールでは旅人がインド・ガンジス川の朝日をじっくり見せてくれる。

一方、事務所にはいまだ設置されている’電話’。時が止まったかのように一切鳴らない。

久しぶりに’湾岸’エリアを歩くとオールバーズの靴が軽やかで心地よさを手に入れたと実感し感謝する。

人工物と比較にならない圧倒的な空

運河の向こうに芝浦、左手に晴海、右側には勝鬨の新しいタワーマンションが新しく上棟していたが、それよりも空の美しさが数万倍も美しく感じる。

今、そんな瞬間瞬間の時空の変化を感じている。

一般的な娯楽はYouTubeなどのテクノロジーでお金持ちとあまり変わらず楽しめる時代に入った。着る服もお金持ちとさほど変わらない。
車も変わらず、ランボルギーニは逆に浮く。
タワーマンションも良いが部屋が広すぎると管理が大変なことに気がつき住居は人数分で良い。お金がないのは大変なのかもしれないが、お金は必要以上に有ると実は困る。

どこまでも拡大することはリスクだと気がついた。拡大した財産などは’盗まれたらどうしよう’など不安が付きまとう事を繰り返す。

ラジオから聞こえてくるのはバリ島の話と音楽。電車で九段下を通りがかる。混沌としているから人身事故は頻発する。しかし事務所に帰る時間は遅れても構わないというマインドになっている。自分の好きなものにフォーカスできている。不安に焦点を当てずに行動することができている。

いつも通り’定時’に上がり、イヤホンをつけると同時にお気に入りの音楽が流れてくる。

モトリー・クルーにデフレパード、クイーン、エアロスミスやボンジョヴィではない。今に合っているのは時代の変わり目だけにトムキャットの’タフボーイ’やピンクサファイアのP.S I LOVE YOUをリピートする。加工の上手い日本語の曲がよく感じる。

明大前で乗り換え、渋谷を歩くと肩がぶつかる。しかし反対側の矢印を歩いていた自分の非を素直に認める。かたや昨晩は網棚から物を下ろしてまで席を譲ってくれた方に感動し感謝する。

…今まで旅したベトナムやタイ、カンボジアは日本の兄弟国。米の国。中国に入ると小麦の国。争い事を繰り返し、全部一回燃やし尽くして消してしまう。

そしてバリ島、ハワイに行った意味。そしてイタリアに行った。その意味を感じながら過ごしている。海洋民族、素戔嗚のDNAを感じる。

行きかう雲や水の流れと同じ様に行雲流水として過ごし、好きなことを楽しめば幸せは勝手に流れてくる。アチマリカムを唱え本当に魂の時代に入っていると実感する。




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