実技試験前に認識しておくと実力を発揮できるポイント
こんにちは。貴方の持つ身体知を行動へつなぐ専属サポーター、岩舟佑有士(いわふねゆうじ)です。
この記事を読まれる方は、実技試験をこれから受けられる方、あるいは、過去に受けたことがある方ではないでしょうか。
今回は、資格取得の実技試験の前日または直前で、やっておくとよいことについて書いてみます。
自分の癖と持ち味
わたしもプロコーチング資格のために、練習会を開催し、沢山のプロコーチの方々と練習しました。認定を頂いた練習は欠かさず継続しています。
これらの練習の際は、必ず、オブザーバー役からフィードバックを頂けるので、わたしはノートに書き留め、次の練習会のときにフィードバックで出た課題をこなすようにしています。
実技試験を受ける前になると、2日に1回のペースで40回近く練習会をこなしました。
ただし、練習会1回1回のフィードバックへの課題を克服するものとして理解し、逆を言えば、それ以外にはコーチの音声デモを聴く以外、特に行っていませんでした。
なぜなら、対策として傾向を分析しすぎた場合、その改善に拘ることにつながると考えたからです。その拘りが強いと、クライアント(または練習でのクライアント役も含む)から発する言葉、あるいは、身体の変化に対して察知する集中力が下がるからです。
ただし、試験前日には、ノートに書き留めていたフィードバックから、課題(自分の癖と思われる内容と対策)、自分の持ち味をまとめておきました。
実際、わたしが過去のノートに記したものをここで取り上げてます。
【課題(思考の癖)】
✔「言ってみてどうですか?」という問いを使わないこと(この問は身体感覚を使っていない限りはクライアントには理解)。
✔ 語尾は言い切ること(問はシンプルで斬れがあるほうがより良い)
✔「ちょっと~」という形容詞を使わないこと(問が長くなってしまう)。
✔ こちらから問を投げた後に出て来る僅かな反応も捉えて、声に出すこと(クライアントの中に起きてくる『本質的変化を呼び起こす』の端緒を逃さない)。
✔ セッション中に内面がザワザワしたら隠すのでなく、開示した上で立て直す(コーチのあるべき姿を示さないと…と自分視点になると傾聴から離れる)。
✔ セッションを上から眺める視点(俯瞰)を常に持っておくこと(クライアントの思考パターンを捉えやすくなる。場に動きを与える)。
✔相矛盾する視点を必ずに抱えておくこと(クライアントの思考を動かす起爆剤になる)
【持ち味】
✔ 安心安全の場が無自覚に提供できている。
✔ プライドを用意に捨てられることで、クライアントを経験へいざなえる。
今振り返ると、課題は数が結構ありましたね(汗)。いまは克服できていますので、新たな課題に取り組んでいます。
では、実力を発揮できるポイントというのはどこにあるのか、これから紹介していきます。
持ち味を認識しておく理由
課題については、試験前には取り上げて再度確認する人が多いでしょう。一方で、持ち味を確認する人は少ないのではないでしょうか。しかし、持ち味を確認するのには意味があります。
この「持ち味」というのは、その人が持つ唯一無二なものです。大勢の受験者がいる中で、その「持ち味」が出せるのは、その人しかいないのです。
且つ、この持ち味は、他者から頂いたフィードバックでしたら客観性があります。ここをしっかり認識した上で、試験本番に挑むのと挑まないのとでは、結果が変わってくるはずです。
なぜなら、試験官も、あなたから出て来る言葉以外の何かを対面している時に、感じ取っていると思います。
ある意味、持ち味をしっかり認識しておくことは、自分の本心と繋がった上での対応ができるので、意識しなくても自信が溢れ出ている状態になります。試験官もその雰囲気に触れれば、きっと柔らかくなるでしょう。
例えば、実技試験中に不安や焦りが湧いたとして、持ち味を認識しておけば、持ち味にきちんと目を向けることで、不安や焦り小さくなる、または、消えて、堂々としていられます。
ちなみに、私が実技試験本番のテーマは、できれば聞きたくない●婚の話でした(汗)。ガチな話でしで一瞬、動揺はありましたが、自分の持ち味があるから故に出てきたテーマだと思い込むことで通常モードに戻れたのでした。
ちなみに、プロコーチングの受験される方と私はよく練習をします。その時に、必ず、その人の持ち味を伝えた上で、応援するように心がけています。
実技試験の前日にでも、フィードバックを書き留めていたら、課題(自分の癖と思われる内容と対策)だけでなく、自分の持ち味(特徴)の両方を確認の上、自分で認識してみることをお薦めします。
そして、これから受験される方へは、桜が咲くことをお祈りしたいと思います。
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★気持ちはあるけど、「時間がない」「お金がない」「自信がない」の3大理由にして新しいことを始められない方が、やらないことを自分で決め、新しいことに取り組めるようになっています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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岩舟佑有士(いわふねゆうじ)のProfile
・気づいていない貴方の自然体を引き出す専門プロコーチ。武術空手のエッセンスを取り入れた、自然体で成果が出てくるコーチングにより、お客様から評価を頂いている。
・CTIジャパン(コーアクティブ・コーチング養成機関)で延べ200時間の実技コース終了、お客様へのコーチング150時間を超える。コーチングのプロ資格CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)を取得。
・空手道の修行歴25年。23歳からスポーツ空手を始め、武術空手の師匠との出会いをきっかけに武術空手へ転向する。現在も武術空手の稽古に日々邁進している。
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