98歳の父

今日は父の98歳の誕生日、86歳になる母と祝った。フローリストをしている小学校の同級生にフラワーアレンジメントを注文。立派な一品を創ってもらえてとてもありがたい。さすがに100歳に近づくと体も心も思うようにいかなくなってきたらしい。前日には酒飲んでよろめいてリビングで転倒、一瞬自分は青ざめて抱き起こした。もう骨皮筋右衛門のくせに、こっちも不具合を抱えているから結構重く感じた。陸軍士官学校出で航空訓練兵となり実戦に参加する前にそのまま終戦。帰国後に肺結核で片肺を切除。その後、大学医学部に進学し小児科医となり、高校の知人の紹介で母と知り合い結婚。小さな小児科医院を自宅に開業し切り盛りしてきた。私が生まれたのは、父が45歳のときだった。男三兄弟を育て、実父と実母（私の祖父母）を自宅で看取った。祖母は98歳で亡くなったから、ちょうど追いついたことになる。何はともあれ、ここまで来たら何とか3桁の大台に乗ってもらいたい。