「ルリカラクサ」、「瑠璃唐草」、「ネモフィラ」・・どれが好きですか?
昨日から気温が上がり、桜も咲き始めました。花粉症さえなければいい季節です。くっしゅん!桜以外にも春らしい花が咲き始めています。
この花は「ルリカラクサ」、漢字表記では「瑠璃唐草」です。瑠璃は花の色、唐草は葉の形状からきているようです。
いまでは「ネモフィラ」の方が通りがいいかもしれませんね。この名前はギリシャ神話から来ているとか。行ったことはありませんが、各地にネモフィラの聖地があります。
有名なのは茨城県の国営ひたち海浜公園のみはらしの丘。約450万本が植えられ、丘を青一色に染め上げます。ネモフィラの植栽は2001年にスタートしました。徐々に拡大していくにつれて入園者数が増えていったそうです。
2001年には年間90万人ほどでしたが、2017年には単月60万人を超え、2023年には1日で10万人を超える日もあるほど人気になりました。海外からの訪日客も数多く訪れています。ここまでブレイクしたのには理由があります。
2012年に「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の人気ランキングで、世界11位にランクイン。SNS映えもするので、一気に知られるようになりました。人気が衰えない理由は、公園側のていねいな手入れにあるのだと思います。
それはそれとして、「ルリカラクサ」、「瑠璃唐草」、「ネモフィラ」、どれも同じ花の名前ですが、人によって好みが分かれそうです。うーん、僕は「瑠璃唐草」に一票だなあ。何だか秘めた物語がありそうじゃないですか。