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「顧客の創造と維持の仕組みづくり」はブランディングの要諦です・・・学習塾「陽光学院」(神奈川県川崎市)の実践に学ぶ

ピーター・ドラッカーは企業の目的は「顧客の創造と維持」であると論じています。新型コロナウイルスの影響、国際情勢の不安定感、諸物価の値上がりなど先行きが見えない市場環境下で、この言葉の意味が問われています。

しかし、その実践となると、安易な割引、その場しのぎのサービス、一部特定の人だけしかできない取り組みなどが目立ちます。やはり「顧客の創造と維持が仕組み化」できていない経営は脆弱といわざるを得ません。

今回のブランディングセッションのゲストは、神奈川県川崎市にある学習塾「陽光学院」の塾長の菅野伸一さんです。同塾は徒歩10分圏内に神奈川の3大大手学習塾が進出するなか、二桁成長の好業績を上げています。

好業績の背景には塾生の募集、保護者とのコミュニケーション、顧客満足度の向上などさまざまな仕組みがあります。しかも、アナログをベースとしているのが特徴です。菅野塾長に同塾の仕組みを語っていただきます。

【陽光学院について】

陽光学院の開校は1972年、創業者は母親向けの子育て講座を全国展開する教育者でしたが、1993年に急逝。事務をあずかっていた菅野さんの父が経営を引き継ぎ、中学や高校受験向けの学習塾へと転換しました。

菅野塾長は大卒後に教員免許取得を目指して通信制大学で学んでいました。父に依頼されてアルバイトのつもりで講師をしたところ、生徒の成長をじかに感じる楽しさに魅了され、1999年から経営に携わるようになりました。

幹部スタッフの独立で、一時的に生徒数が半減した時期もありましたが、2014年に菅野さんが代表に就任。スタッフとともに塾からの情報発信に取り組むことで、地域の保護者と生徒から信頼を得られるようになったのです。

【塾長 菅野伸一氏】

1976年川崎生まれ。中・高校の教員免許を取得後、「陽光学院」の三代目塾長となる。多摩高校や新城高校をはじめとする第一志望への合格率は90%を越え、これまでに300名をこえる生徒を希望の進路へと送り出してきた。

2000年12月、ニュースレター「陽光通信」をスタート。以来20年間以上にわたり発行を続けて生徒・保護者から好評を得ている。著書に『ココロ・スイッチ』『新ココロ・スイッチ』がある。

『ココロスイッチ』

【スケジュール】

13:45入室開始→14:00~14:15テーマ解説→14:15~15:15ゲストスピーチ→15:15~15:50フリーディスカッション(質疑応答)→15:50~16:00まとめ

【お申し込みについて】

QRコードからPeatixの参加申し込みフォームを開き、下記の項目をご入力ください。
・E-mail(必須) ・お名前(必須) ・会社名/その他(必須)
・菅野さんへのご質問(任意)

7月度ブランディングセッション
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