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もったいないなあ、強みと価値の食い違い

「強みは何?」という質問に答えられますか?

梅が咲き始めました。平年よりも13日早い開花だそうです。名字が櫻田なので桜が好きなのですが、梅もいいですね。

中小企業の経営者と「強み」の話しになることがあります。「会社の強みを教えて下さい」と質問すると、即座に答えられる経営者は多くはいません。

人は自分が得意なこと、努力していることを強みと評価します。あるいは自分が興味を抱いていること、やりたいことが強みだと思っています。

しかし、本当の強みはお客さまの評価にあります。自分は強みだと思っても、お客さまが価値を感じなければ共感や支持は生まれません。

強みとして評価されていることを聞いてみよう

強みと価値の食い違いを感じるたびに、「もったいないなあ、スイッチを入れ替えればいいのに」と思ってしまいます。

スイッチとは自分目線ではなく、相手目線で考えること。最も良い方法は、お客さまに自分たちの強みとして何が評価されているかを聞くことです。

ある飲食店では「美味しい料理が強み」と思っていたのですが、お客さまからは「ご主人と奥さんの雰囲気が好き」という答えが戻ってきました。

強みだと思っていた料理は二番手で、温かみのある雰囲気がお客さまにとっての価値だったのです。本当の強みに気付いていないのはもったいない。

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