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座席未指定席の仕組み、使い慣れた人には便利かもしれないが・・・?

昨日、山梨に行き、一泊して東京に戻ってきました。目的は母校の吹奏楽部の第60回定期演奏会があったからです。というのはほぼ建前で、同期の吹奏楽部の仲間との飲み会。久しぶりの再会は、飲んで、語って、楽しかった。

今日は友人に甲府駅まで送ってもらい、特急あずさに乗車。指定席に座ろうとすると、そこには20代の外国人の女性が二人座っていました。気づいて、すぐに席を移動したのですが、何だか悪いことをしたような気分でした。

以前、乗車したときに知ったのですが、座席を指定せずに乗れる「座席未指定席」というサービスがあります。2018年から導入され、空席ランプが点灯していると着席できます。これを利用して座っていたのかもしれません。

座席上部にランプがあり、「赤は空席で座ることができる」「黄色はまもなく座席指定を受けた乗客が来る」「緑は指定席販売済み」という区分けになっています。赤色で座っていたけれども、黄色を見逃したのかもしれません。

自由席がなくなったことへの対応のようですが、乗ることが少ない人にとってはわかりにくい仕組みです。使い慣れた人や指定席を購入する時間がなかった場合は便利かもしれませんが、外国の方には難解だと思います。

僕はめんどうなので指定席を取りましたが、もやっとした違和感を覚えました。こういう違和感は物事を考えるきっかけを与えてくれます。車内でしばらく違和感と仕組みのことを考えていました。すぐに眠くなったけれども。

最後に作家井上ひさしさんの座右の銘を紹介します。知られた言葉なので、ご存知の方も多いと思います。仕組みをつくるときって、こういうことを大事にした方がいいんだろうなあと思います。

書くときでも、話すときでも、この言葉は伝えるときの本質のような気がします

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