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【パワプロ2022】ブラッド・エルドレッド  と新年の挨拶

ブラッドリー・ロス・エルドレッド(Bradley Ross Eldred)

PIT(2005,2007) - COL(2010) - DET(2012) - 広島東洋カープ(2012 - 2018)

広島を愛し広島に愛された男

 2012年シーズン途中に広島が獲得。当時助っ人外国人がニックしかいなかった上にそのニックも負傷で離脱した中エルドレッドへの期待値は大きかった。当時のエルドレッドはMLB通算90試合の出場で15本塁打を放っていたが選球眼の悪さからくる出塁能力の低さや守備面の課題でスタメンを勝ち取るまでには至っていなかった。
 2012年はシーズン途中加入ながら65試合で.262/.327/.453の活躍を見せ11本塁打で堂林翔太に次ぐチーム2位の本塁打を記録し残留。

 2013年は開幕早々に骨折離脱、さらに復帰後は不振に陥り新外国人キラの加入もあってエルドレッドの出番はないかに思われた。しかしレフトに回ってからも彼のモチベーションは失われることなく、エルとキラを有する広島打線はデスノート打線〔要出典〕ともいわれクライマックスシリーズ進出に貢献。クライマックスシリーズでは本職ではないレフトでファインプレーを見せるなど着実に成長しチーム3位の13本塁打、.247/.315/.460と前年と同程度の活躍を見せたがこのシーズン限りでの退団が予定されていた。しかし当時の監督野村謙二郎の強い要望により残留が決まった。

 翌2014年、例年通り開幕ダッシュを決めた広島カープを牽引していたのは間違いなくエルドレッドだった。3・4月の打率は.373、月間8本塁打でOPSは1.101と鬼神の如き活躍を見せると5月も好調を維持、チームの首位を支えた。以後は定期的に打撃不振に陥り大型扇風機と化したり、8月には月間本塁打が0になったりもしたもののそれでも37本塁打を放って見事本塁打王を獲得。シーズン169三振は球団記録と粗さのある打撃は目立ったもののそれ以上にその破壊力が際立ち広島カープを2年連続のクライマックスシリーズ進出に導くなどその貢献は大きかった。

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※間違えてアップロード選手を削除してしまいパワナンバーが機能しておりませんので画像のほうでよろしくお願いします

査定について

 エルドレッドにパワーヒッターをつけるのは適切なのかという議論が僕の中で着実に存在しています。よってそれに基づいた査定になっています。
 一番悩んだのは脚力ですが意外と動けるけどそんなに動けないというあたりのバランスでこの辺にしました。2盗塁してるし。
 守備に関しても同様です。外野としても使えるレベルの守備力で一塁としては有能という感じでこのあたりのバランスに。

パワーヒッター

 目玉のパワーヒッター削除ですがまあこれはエルドレッド自身のキャリアの中でこのシーズンが唯一30本塁打超えのシーズンでありほかのシーズンは本塁打のペース自体は悪くないんですが実績面重視で外しました。
 そして何よりエルドレッドはゴロフライ比率で異常にフライの多いバッターでやっぱりイメージ的に弾道4なんだよなあというところが大きいですね。まあパワーヒッターなくしたけどその分パワーはかなり高いと思うんでバランス取れてるんじゃないですかねしらんけど。

マルチ弾

 マルチホームラン6回、なんならおかわりつけてもいいぐらい。

プルヒッター

 イメージ通りだと思います。

ダメ押し

 リードした場面で打率.396、10本塁打。残念ながら当然。

ハイボールヒッター

 真ん中高めと外角高めをとにかくカモにしてたし、ファンの皆さんもたぶんそういうイメージがあると思います。

回復F

 この年でも118試合出場の505打席で規定打席に到達したのは2014年だけ、基本的に稼働の多い選手というわけではないので回復を下げておきました。

エピソード

 以後のエルドレッドは常にケガとの戦いになる。2015年は半月板手術で出遅れることとなるが19本塁打を記録。
 2016年は開幕こそ好調だったものの不調で離脱、95試合の出場にとどまる。一方で打率は.294、21本塁打とチームの優勝には欠かせない中軸打者であった。
 翌2017年も規定打席を逃したものの405打席でチーム最多の27本塁打を放ちOPSは2年連続の.900、何より四番鈴木誠也の後にエルドレッドが控える強力打線はまさに恐ろしいの一言に尽きる。
 2018年は不調とバティスタの台頭もあり二軍降格、シーズン終了後に自由契約となった。NPB復帰を目指していたものの翌年に引退。広島での在籍7年は球団最長、外国人選手としての133本塁打は球団2位と広島を代表する外国人選手と言える。

ひとこと

 再現度じゃない、俺の中のエルドレッドのイメージを具現化したらこうなるんだというやつです。まあ諸説あると思いますが僕はこれがエルドレッドだと思います。
 シーズン中の波もシーズンごとの波も大きい選手なので特殊能力少なめでムラの出やすい感じの能力にできたのは割とお気に入りです。

 個人的にはこのシーズンは7月23日の広島戦(神宮)を見に行った時に3三振してヘルメットを地面に投げつけていたのが印象的ですね。当時はそういうところを見てムカついてたんですがああいう気持ちを前面に押し出すタイプの外国人選手がいつしか好きになってました。自分もそういう気持ちがわかるようになったというか。

あとがき

 新年あけましておめでとうございます。2023年が開幕した今日この頃ですが、開幕早々トロオドン選手コロナ陽性により特例2023で登録抹消となってしまいました。開幕からして最悪のスタートなんですがここからさらに悪化することはまあないだろうと信じて頑張っていきます。
 思えば去年パワプロブログっぽいことをし始めた私ですが架空選手のパワプロ記事を書くだけだとおもんないんで再現選手も思いついた奴から作っていこうと思いました。思っただけです。一発目がエルドレッドだったのは完全に気分というかノリですね。
 改めて今年もよろしくお願いします。

サポートしてくださると非常にありがたいです。