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ヨアン・モンカダ(2022年 シカゴ・ホワイトソックス)【パワプロ2022 パワナンバー】

ヨアン・マヌエル・モンカダ・オリバレス
Yoan Manuel Moncada Olivares

BOS(2016)
CHW(2017 - )

初めてのキューバ代表入り

 キューバ国内リーグでは俊足の中距離打者として活躍していたが、代表に選ばれるほどの実績はなかった。
 2014年にグアテマラへと亡命、2015年3月にレッドソックスと契約した。マイナーリーグでは49盗塁を記録するなど、俊足には定評があった。
 2016年にプロスペクトランキング5位に入り、メジャーリーグ昇格を果たした。しかしメジャーリーグでは8試合に出場したのみで、結果を残すことはできなかった。

 ホワイトソックスにトレードで移籍。2017年にはプロスペクトランキング2位につける有望株で、トッド・フレイジャーがトレードで放出されたこともありメジャーリーグへと昇格。メジャーリーグでは二塁手として起用され、打率.231ではあるものの8本塁打を記録し、まずまずの活躍を見せた。
 2018年にはセカンドのスタメンをつかみ取り、リーグ最多の217三振を喫してしまったが、17本塁打を放った。打率も.235と打撃面には苦しんだほか、武器だった脚力も体を作ったことで低下。セカンドとしても守備面に問題を抱えており、課題の多いシーズンではあった。
 2019年はサードにコンバートされたシーズンとなったが、守備指標が大幅に改善され飛躍の一年となった。打撃でも三振を大幅に減らしたことで成績が向上、打率.315と一気に覚醒した。さらに25本塁打を放って強打の三塁手として活躍。
 2020年の短縮シーズンでは再び低迷、低打率に三振が爆増し、数字が悪化してしまった。2021年はプチ復活を果たし、打率.263で14HRを放ち、核弾頭としてまずまずの成績を残した。
 2022年、打撃不振もあり再び低迷してしまったが、キューバ代表に選出された。キューバ代表出場経験がなく、もう代表入りできないと思っていたモンカダは喜んで参加を発表。WBC2023ではキューバ代表を支え、アメリカ戦でもヒットを放つなどメジャーリーガーとしての貫禄を見せた。

2022年成績 .212 12HR 51打点 2盗塁

査定について

 成績としてこんな感じになってしまったのはしょうがない。すべての能力のバランスが取れていてポテンシャルは感じるのですが、若かりし頃のスピードはもう失われて平均ちょい上ぐらいの脚力しかなくなってしまった。
 亡命キューバ人もりもりの最強キューバチームを作りたいと思ってキューバ人野球選手をいっぱい作りましたが、やっぱり二遊間が弱い感じもありますね。モンカダも三塁がメインになっちゃったし。

対左A

 対右OPS.582に対して対左OPS.788、左に対して圧倒的に強い。

チャンスA

 得点圏OPS.912、圧倒的です。

広角打法

 スイッチヒッターの長距離砲はプルヒッターがち、それはそうなんですがモンカダは珍しく広角に打てるタイプのバッターで、センター方向中心に打ってます。

流し打ち

 センター方向中心に広角に打ち分けるバッティング

対変化球〇

 変化球を打つのが上手いバッターでもあり、ストレートに対して若干懸念点もあります。

エラー

 エラー自体はそんなに多くないし、アレなんですがこう、これがモンカダって感じはあります。2021年は16失策を喫してますし、守備能力を上げてエラーを付けるという。

ひとこと

 対左AにチャンスAなのでめちゃくちゃ強そうな感じありますよね。左投手相手だと結構打ってくれるのを観戦モードで確認しました。

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