ウィリー・アダメス(2022年 ミルウォーキー・ブルワーズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ウィリー・ラファエル・ルナ・アダメス
Willy Rafael Luna Adames
ドミニカ最強ショート
アマチュアフリーエージェントでデトロイト・タイガースに入団すると、将来は20HR 15盗塁を期待できる逸材として期待されていた。
トレードでタンパベイ・レイズに移籍すると、マイナーリーグで活躍。プロスペクトランキングで22位、チーム内では2位に位置付ける期待株となった。
2018年にメジャーリーグに昇格すると、第二打席でいきなりホームラン。その才能を発揮させた。コレア、ストーリー、リンドーア、シーガーといった同世代のショートと比べるとデビューが遅れてしまったが、その才能は彼らに劣らない。メジャーデビュー1年目にして10本塁打を放ってポジションを勝ち取った。
2019年には152試合に出場し、打率は.254だったものの20本塁打を放って強打のショートとして活躍。しかしこの年はリンドーアが32HRを打ってしまったことであまり目立てなかった。
さらに以後はレイズがプロスペクトのワンダー・フランコの出場を優先させるため、出場機会を減らしてしまい、ミルウォーキー・ブルワーズへとトレードされることとなった。
2021年シーズン途中にブルワーズへ移籍すると、わずか99試合で20HRを放って見せ、活躍。
2022年はさらに凄みの増したシーズンとなり、ホームランを量産。ブルワーズの遊撃手としての最多本塁打記録を更新する31HRを放ったほか、守備面でも大活躍。いずれサードに転向するだろうと言われていたアダメスだったが、UZR5.5、DRS+9と圧倒。肩の強さもトップクラスで、打撃と守備で平均以上の素晴らしいパッケージを誇る。
2023年は打率が低迷しているが、ホームランを量産しておりフォアボールも良く選んで出塁能力が光る。守備面でのプラスも相変わらずで、目立たないが最高クラスのショートであることは間違いない。
2022年成績 .238 31HR 98打点 8盗塁
査定について
すべてのポテンシャルが素晴らしい、ツールの完成度が非常に高い選手という感じです。
肩の強さも素晴らしい。カルロス・コレアに近いような部分も感じますが、打撃面での安定感がコレアにはあるのでその辺は今一つといったところでしょうか。
チャンスB
得点圏OPS.942、めちゃめちゃチャンスに強い。チャンスAでもいいかなと思いましたが……。
決勝打
勝敗を左右する場面で非常に打っているので、チャンスAをやめてチャンスB+決勝打で再現。
対左F
対左OPS.699、これはさすがにちょっとね。
送球E、守備職人、エラー
14失策とそれなりにエラーをしていますが、そのエラーほとんどを占める11個が送球エラー。送球面に不安あります。送球Fにするかどうか悩みました。
ここはエラーを付けて捕球を盛り、送球Eにしておきました。でもDRS+9だし守備職人付けとこ。エラー付守備職人というわけわからん査定になりましたが、逆になんかいいじゃん。
対ストレート〇
ストレートに強いのもあるけど、変化球に弱い。
ひとこと
いいですね、エラー付守備職人という査定がかなりお気に入りです。ドミニカ代表としてWBCにも出場していましたが、今後も出てほしいですね。ドミニカ出身のショートの中では今一番完成度では最高だと思います。ワンダー・フランコは言うてもまだまだ若手ですからね。