てすら

無学文盲の底辺労働者。助けてください。

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    気軽に読める(と想定している)エッセイや日記の類のようなものです。

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    学術的な考察だったり、思想的なものだったり、私が真面目に書いた記事です。

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    兵器とかミリタリー関連の類です。

最近の記事

精神を破壊する私の思考、「然れども思考」について

私が精神を病んでいることは周知の事実だが、これには外的なもの以外に、内的なものがある。 私が勝手に「然れども思考」と呼んでいる悪癖である。 この思考は一言で簡単に言えば「すべての物事を相対化して考える」というものだ。 例えば、仕事が忙しすぎてお昼ご飯を食べられず空腹のまま朝までサービス残業をし、始発でシャワーだけ浴びに帰宅し、また9時に登庁するとする。 この場合、非常に苦痛だが、しかし私はこうも考える。 「私は辛い。『然れども』アフリカの難民は餓死するほど空腹のなのだ

    • 弱者男性の推察──ニーチェの理論から──

      昨今のTwitterの弱者男性についての推察です。気軽に読んでくださいね。有料部分はあまり大声で言えない雑感(文の要旨として重要でない)ですが、無料部分だけでも読んでみてください。仕事前と仕事終わりに一気に書き上げたので雑なのは申し訳ないです……。 ニーチェの「僧侶的価値観」について少し回りくどく、一見関係のなさそうな話をするが、僧侶たちが高い身分を得る社会では、清浄と不浄の対立が強調され、清浄は特定の行動をしないこと、つまり禁止の順守を意味する。僧侶たちは、自己肯定感や

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      • ヴィクトリア朝のメイドに関するあれこれ

        はじめにメイド……それもヴィクトリア朝のメイドというのは非常に人気のあるテーマだ。今回の記事ではメイドを解説していきたい。軽く読めるあっさりした内容なので雑学集として気軽に読んでくださいね。なお、ここであげた事例はあくまで「一例」であり、すべてのケースに当てはまるものではない……のはご容赦願いたい。主に「ヴィクトリア朝あたりのメイド」という大きなくくりの大雑把な話だと思っていただけると幸いである。 ※この記事は有料設定ですが、全部無料で読めます。読んで面白いな、と思ってく

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        • 身の回りの社会主義的政策について──労働規制と最低賃金制度の例から──

          Twitterでも述べたが、我々の信奉する「資本主義」は厳密には修正資本主義である。これは弱肉強食のむき出しの資本主義に、社会主義的な政府の規制や統制を取り入れたものである。本記事ではこれらの「社会主義」・「左翼」的な要素の中の労働規制と最低賃金制度について解説していきたい。 資本主義の誕生資本主義の歴史については、詳しい人ならば9~12世紀のカリフ時代に「 ムファワダやアルマルと資本蓄積が初期のイスラム銀行(ナマアルマル)で利用されていた事実」が始まりなのだと捉える人も多

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          我々人間が「生きる意味」とはなにか?──生物学と哲学、2つの立場から──

          最近、数々の要因から、みんなの精神が崩壊している。 TLや流れてくるツイートで「生きる意味がない!」と悲しんでいるツイッタラー(フォロワーさん含む)がたくさんいらっしゃるので、彼らと、生きる意味に悩む人たちに向けて「生きる意味」について書きたい。 最初に結論を言うと、人間の生きる意味は2つの答えが出せる……理系的な答えと文系的な答えだ。 生きる意味──理系的な答えまず理系的な答えから著述したい。 理系的な答えは具体的には生物学的な話になる。 まず前提として、人間のみ

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          Twitterのことと近況報告20240704

          Twitterに関して 人生とは概してくそったれなものだ。しかも一番最悪なのはその「くそったれ」な原因がすべて自分にあり、他人のせいにできないというものだ。 私の現状はシンプルに言って詰んでいる。それもTwitterで高収入の者が自虐ぶって言う「僕、弱者男性ですw」みたいなものではない。抗うつ剤も飲まず精神科で診断も受けていないのに「○○で鬱になったw」とか言ってるようなものでもない。こんな奴らは地獄に落ちて永遠に四肢をミクロン単位で削り取られる苦痛を味わうべきだし、いま

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          睡眠薬「デエビゴ」と副作用の異常な夢

          私が長らく不眠症を患っているのは周知の事実だが、最近はデエビゴを飲んでいる。 デエビゴとは一般名レンボレキサント、脳内にある覚醒状態を維持するオレキシンの働きを低下させて、睡眠を促すというものだ。 この睡眠薬が画期的なのは依存性と耐性獲得がほぼないところだ。一般に使われているベンゾジアゼピン及びその類似の薬は効果はいいが依存症になるデメリットがあった。デパス(エチゾラム)などが有名ですね、良くも悪くも。 しかしデエビゴには大きなデメリットがある──レム睡眠の増加だ。

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          文献紹介:『Middletown Studies』,『The Nature of Mass Poverty』,『Nightwork』

          『Middletown Studies』とはロバートとヘレンのリンド夫妻が「ミドルタウン」と呼んだ、20世紀初頭のアメリカの一般的なコミュニティに関する画期的な研究で、1929 年に発表した。「ミドルタウン」とは実際にはインディアナ州マンシーのことであり、長年にわたって他の多くの研究者がそこに住む人々を研究するために訪れた。 この研究は、現在アメリカでもしばしば言及される。アメリカの根本は100年前から変わっていないのである。今回は簡単にこの研究を紹介したい。 ※当初はミ

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          最近の近況と婚活に関しての雑記2024/04/16

          Twitterを見ている諸君らには改めて説明するまでもないが、私は婚活をしている。 もはや私は、「私は異常独身男性ですw」と自虐で自我を宥めることも、「結婚できないのではなく、結婚しないだけ!」と強がりで虚栄心を満たすこともできない。 もう、孤独は私にとって「明白かつ現在の危険(clear and present danger)」だ。これは非常に有名なアメリカの違憲審査基準だが、これは、 (1)近い将来、実質的害悪を引き起こす蓋然性が明白であること (2)実質的害悪が重

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          イオンシネマ車椅子問題についての真面目な考察──「社会的弱者」同士による市民戦争時代の幕開け──

          いきなりで申し訳ないですが、当記事は2万8000文字超えの大学の卒業論文並の超長文なので、頑張って読んでください、お願いします……。m(_ _)m 少し前にTwitterで大問題になった事件があった。 車椅子問題である。 ほとんどのネット民がこの事件を知っていると思うので軽い説明に留めるが、 「ある車椅子ユーザが1人でそれまでにイオンシネマに訪れていたが、今回もグランシアターというリクライニングシートの特別な席を利用した。その際に今まで同様スタッフの介助が発生した。そのこ

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          イオンシネマ車椅子問題についての真面目な考察──「社会的弱者」同士による市民戦争時代の幕開け──

          なぜTwitterで議論は成り立たないか?殲滅戦から消耗戦へ

          Twitter、それは痛みを意味する。あらゆる者たちが憎悪の感情むき出しに、動物的快不快をもとに言論を行い、敵対勢力をさながらプロイセン/ドイツの殲滅戦理論のように完膚なきまで粉砕根絶することを目的とする。引用リツイートは要領を得ないイチャモンか、はたまた道徳心を失ったかのような暴言ばかり。もはやTwitterに理性はない。第二次世界大戦独ソ戦のイデオロギー戦争のようなものだ。正気の人間から消え去っていく。狂気の中で生きるには狂気にならざるを得ないのだ。 Twitterが憎

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          TLに流れてくるものすべてが勝ち組に見える!

          TLに流れてくるものすべてが勝ち組に見える! なんていうと狂人に見えるが俺は精神障害者手帳持ちの狂人だ、見よこの狂人を! 俺はルサンチマンの塊である。弱い自分は「善」であり、強者は「悪」だという「価値の転倒」!これこそがルサンチマンの本質だが、そう思わないともはや僅かな正気さえも保てない。さながら弱者の中から生まれたユダヤ・キリスト教が弱者に優しいのと同様に。詳しくはニーチェの『道徳の系譜学』を読んでほしいがね! 俺の仲間はみんな優しい。優しくないと俺のようなクズとは付き

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          お尻を大事に

          裂肛、内痔核、外痔核、痔ろう… そう、痔である。 俺はこの痔に3月から悩まされている。きっかけはなんだったのかよく思い出せない。しかしいつの間にかお尻から血が出て(いぼ痔)、お尻が痛い痛いになってしまった(切れ痔)。 痔をあなどっている者よ、ちょっと待ちなさい。 痔はマジで辛いぜ。うんちをするたびにアナルから激痛が走る。アナルから激痛が走るのを避けるためにうんちを我慢すると、大腸・直腸内で水分を奪い取られたうんちはカチコチになり、さらに排便時に痛みが増すという地獄のような

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          近況報告2023/02/28

          俺のツイッターをフォローしている諸君らはもうとっくに知っていると思われるが、俺は金が無い。 公務員を精神病で退職してから金銭的問題は常に俺のそばにあった。光と闇が表裏一体のように、俺の場合は──いや資本主義においては──人間の生存と金は常に同義なのである。 それは、昔テレビでやっていた、自分しかいない島で暮らす老人が、街で働いていた時代に蓄えた資金で時たま他の島に物資を買いに行くように。またはモンゴルの平原で暮らす自由な遊牧民が、穀物を現金で買うように。 とにかく、人の生存と

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          インターネット生活者の手記2

          https://note.com/19390901/n/n7ce4a065affc これの続きだよ〜 ところで、諸君、俺はいま諸君が聞くことを望むにしろ、望まないにしろ、なぜ俺が虫けらにさえなれなかったかというわけを、話して聞かせたいとお思う。堂々といってのけるが、俺は今までなんど虫けらになりたいと思ったか知れない。けれども、俺はそれにさえ値しない人間だったのだ。諸君、誓っていうが、あまり意識しすぎるということは、それは病気なのである。間違いのない本物の病気なのである。人

          インターネット生活者の手記2

          インターネット生活者の手記

          俺は病的な人間だ……俺は意地悪な人間だ。俺は人に好かれない人間だ。しかも内臓が悪いらしい。もっとも、俺は自分の病気のことなど全くわかっていないし、それに自分の体のどこが具体的に悪いのか、それさえ確かなことはわからないのだ。俺は医学や医者を尊敬してはいるけれど、医療というものを受けられるお金がない。 俺が医者の治療を受けられないからといって、それでなにか世界が変わるわけでもないのは、自分でもよく承知している。そんなことをして損をするのは自分一人だけで、ほかのだれでもないという

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