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桜の季節は切なくなります

最近、あいみょんの『桜が降る夜は』をよく聴いています。

この曲を聴くと思い出す風景があります。


ちょうど1年前のこと。
当時付き合っていた彼と桜を見にデートに行った日のこと。
夕方くらいから、ただ桜を見るだけのデート。
他愛のない話をしながら、桜並木を2人で散歩をしていました。
のんびりとした時間が流れ、こんななんでもない素敵な時間がこれからもずっと続くんだろうな~なんて思っていました。
この曲を聴くとあの日彼と並んで見た桜並木の風景と幸せなほっこりとした気持ちともう一つの複雑な気持ちが思い出されます。

そのデートから2週間が経った頃でしょうか。
突然その彼から別れを告げられました。
実際の理由は分かりませんが、この先からは一緒にいることができないと言われました。
正直、わたしは結婚も考えていたし、彼となら、楽しく人生を歩んでいけると思っていました。
しかし、そう思っていたのはわたしだけだったのでした。
その当時は涙が涸れるほど泣きました。

今まで好きだった桜があの日を境に切ない思い出に変わってしまいました。あの日彼と並んで見た桜並木の風景と幸せなほっこりとした気持ち、そして切ないほろ苦い気持ちを思い出すのです。
何年経ってもこの曲を聴くたびにこの出来事を思い出すのでしょう。

今更、過去のことを思い出して切なくなったとしても、なにも変わらないのに、ふとこの気持ちを文字にしてみたくなりました。

新しい一歩を踏み出して、幸せになりたい。
これが今のわたしの切実な気持ちです。

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