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私は私のままで生きることにした

最近、調子がよく3日連続でnoteを投稿できています。

本日も読んだ本の感想を投稿しようと思います。

本日紹介する本は『私は私のままで生きることにした』です。
韓国のイラストレーター、キム・スヒョンさんが書いた本です。

最近韓国エッセイにはまっていて、イラストのかわいらしさと、心を軽くしてくれるタイトルに惹かれて、ついつい本屋さんで手にとってしまいます。

『私は私のままで生きることにした』という本はまさに今のわたしの悩みに対して「いいんだよ、このままで」って言ってくれているような気がして読み終わったときにはとっても心が軽くなりました。

今のわたしは、やはりどうしても社会人になって6ヶ月で退職してしまったことが心のどこかでひっかかっています。
心のどこかで受け入れていると思っていたけれど、やっぱり難しくて、結局ふとした瞬間に考えてしまいます。
今転職をして、お仕事ができているだけでありがたいことなのに、休日が不定期だったり、お給料が少なったりということばかり考えてしまいます。
あのまま、前の職場で働き続けたほうがよかったのかと、休日やお給料の面だけで考えたら、そうやって考えてしまいます。

しかし、この本を読んでほんの少しだけ、これで良かったのだとまた思えるようになりました。

『人の価値をお金で測ることはできないし、人生の成功と失敗をお金で決めることもできない』


前の職場では総合職として働いていたこともあり、お給料の額と仕事の重要度が比例しているような気がしていたけれど、この一言にとっても心が軽くなった。

大学まで出してくれた親にも申し訳ない気持ちだったけれど、人生失敗したわけではないんだよって思えるようになりました。

もう一つ心が軽くなった言葉がありました。

『これまでの人生で結んだ縁をすべて蓄積しておくことはできないのだから、元々薄かった縁がすり減って消えただけのこと』

人とのつながりについても考えるようになった今日この頃。
わたしって、仲良かったはずの人と、関係が途切れてしまうことがよくあります。
なにかがきっかけで関係が途切れてしまうこともあれば、知らぬ間に関係が途切れてしまうこともあります。
自分のことで精一杯になってしまい、こんなことになってしまうんですよね。
でも、誰でもきっと人とのつながりのことで悩んでいるのかもしれないと思いました。
この一言が、消えてしまう縁だってあるのだから、仕方の無いことって割り切って考えられるようになりました。
今繋がり続けている縁は大切にしたいと思います。
このご時世なかなか会うことができないけれど、それでも連絡を取ったりできることはあるので、この縁を大切にしていきたいと思いました。

そして一番心が軽くなった言葉がありました。

『人生という旅は長い、できるだけ身軽に生きないと疲れてしまう。だから、人生をもっと軽くしたければ、不安のせいで捨てられなかったものたちと向き合って、それらを捨てる勇気をもとう。』

心配性でいろいろなものを背負いながら生きてしまいがちだけれど、だから急にぷつんと張り詰めた糸が切れてしまうのだ。
同じことの繰り返しになってはいけないので、身軽に生きていきます。
いらないものまで持ち続けても、重くなってつぶれてしまうだけなので、いらないものは捨てて、身軽なわたしで生きていこうと思います。


日々の生活に悩んでいたり、このままでいいのかと思っている人はぜひ、この本を読んでみてください。
きっと心が軽くなって、このままでいいんだと思えると思います。

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