高知新聞「声ひろば」

高知新聞の「声ひろば」に投稿してあったものが、今朝の朝刊に掲載されました。 

内容としては、先日こちらにも書いてあった、高野氏の憲法改正案について批判した文を短くまとめたものです。 

https://note.mu/1924uz_man/n/n58ac67401892

以下 原文 

【正しい憲法議論のために】

「合区解消は憲法改正で」といった見出しではじまる高野光二郎参議院議員の選挙後のインタビュー記事があったが、そこに書かれていた主張に私は疑問を持たざるを得ない。 

「都道府県の民意を反映することが地方自治だと憲法にちゃんと入れて、各都道府県から (参院議員を) 出すことが必要だ」という主張である。 

果たして、氏の言っていることは正しいのか。 

日本国憲法において、地方自治は、第ハ章という一つの章を割いて規定されている。 

その中の条文に書かれている「地方自治の本旨 に基づいて、法律でこれを定める」との規定からは、その地方の住民の意思と責任に基づいて行政を処理する住民自治という概念へと結びつく。 

そこから、現憲法下において、住民の意思は地方自治にすでに反映されるていると考えれられるはずであるが、いかがであろう。 

国会議員とは、立法府において、憲法の下で法律を作るのが仕事である。 

憲法改正が声高らかに叫ばれる昨今。 

さて、本当に憲法を理解している国会議員はどれほどいて、本当に必要な改正案を提示する国会議員はどれほどいるのだろう。 

その嘘と本当を見極めるために、私達は日々、憲法に親しみ、勤勉であることが望まれる。 

以上

表題、出だし、最後に軽く手を加えられていましたが、

最後の「それを本当を」というのは誤りなのか、ちょっと分かりにくい文に…。

「嘘」という文言には何かしら問題があるのか「その本当を」とでもなればもう少し分かりやすかっただろうに、少し残念な感じですね (汗) 

最もうちの義母などは読んで全く意味が分からんとボヤいてましたけども(笑) 

このように言えば差し出がましくもありますが、この投書の私なりのメッセージである「政治家に騙されない為には勤勉であれ」という思いが、一人でも多くの人に伝われば良いなと思う次第です。


#憲法改正  #憲法 #議論 #合区 #高知新聞 

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