【本当にあった怖い話】赤い少女〜前日譚〜

昨日に引き続き、

怖い話を書いていきます

前回書いた記事を読んでから読んでいただきたいやつなので、是非こちらもよろしくお願いします↓

前置きはこれくらいにして、

それではスタートです

前回お話しした公園の近くには、

昔、病院があったそうです

これはそこに入院していた少女の話です

その少女を仮にKさんとしましょう

Kさんはとても活発な子で、

体を動かすことが好きで、

よく公園で遊んでいました

その中でも特に木登りが好きで、

男子に混ざって遊んだりもしていました

そんな Kさんでしたが、

ある日突然、

体に痺れるような痛みが走り、

上手く動けなくなりました

病院で検査を受けますが、

原因は分からず、

痺れと痛みは日に日に強くなります

しかし、そういったことも無い日もあり、

それがまた原因を分からなくしていました

念のため、

Kさんは入院し、

リハビリと検査を続けていましたが、

毎日病室から見える公園を羨ましそうに見ていたそうです

そんなある日のこと、

Kさんは病室から消えていました

看護師が大慌てで探していると、

何やら公園の方が騒がしく、

もしかしたらと思い、

公園に急いで向かいました

すると、

木の下で倒れているKさんの姿がありました

周りを囲っている子どもたちを押し退けて近づくと、

Kさんの首があらぬ方を向いており、

骨は飛び出し、

そこから流れている血で病衣が真っ赤に染まっていました

その日は痺れがいつもよりも平気だったのでしょう

Kさんは痺れを切らし、

公園で子ども達と遊び、

大好きな木登りをしている途中で痛みが戻ってきたのか、

はたまた、

ただ単に足を滑らせたのか、

かなりの高さから落ち、

命を落としてしまったのです

首が折れていたので、

頭から落ちてしまったのでは無いかと言われていますが、

周りの子ども達もパニック状態で、

それを確かめる術もありませんでした

その後、

その公園にある噂が出てきました

その公園は夜になると、

真っ赤な服の少女が、

首を傾げたような体勢で木の影からこちらを見てくると

前回の記事で書いたA君が見たのも、

きっとKさんだったのでしょう

明日の記事はそんなA君の後日談です

そろそろふざけた記事が書きたくなってきてますが、

とりあえず明日までは我慢します

それではまた次の記事でお会いしましょう

さよなら