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【本当にあった怖い話】三十三間堂の祟り

私1919かずや

今あなたの画面の中にいるの

ってことでこんばんは!

ホラーテイストな挨拶もいいものですね!

今回の記事は夏らしく涼しくなれる記事を書きます!

怪談です!

ぜひ友人、恋人、家族に共有して、

みんなを恐怖のどん底に叩き落としてください!

それではスタートです!

〜三十三間堂の祟り〜

これは僕の姉の実体験なのですが、

姉は高校の時に京都へ修学旅行に行ったんですよ

その自由行動の時、

京都にある歴史的建造物を見て回るという課題があったそうなのです

そのルートの1つが三十三間堂でした

この三十三間堂ですが、長さ120mの内陣に約1000体の仏像が置かれており、日本最長の歴史的木造建造物となっております

僕の聞いた話によると、

その仏像の中には必ず自分と似た顔の仏像があるとのことです

まぁ、1000体もあれぼ1つくらい似てるのがあったって不思議ではないですよね

姉のグループは京都の名所をいくつか回ってから三十三間堂に向かいました

そのグループ内にいた1人の女性、

仮にAさんとしましょう

そのAさんが歩き疲れてイライラし始めていました

まぁ、女子高生が歴史的建造物にそこまでの興味があるかと聞かれると人によるとしか言えませんが、

Aさんは全くと言っていいほど興味がなく、

三十三間堂に着いた時も、

「こんなとこさっさと帰ろ〜よ」

と乗り気じゃありませんでした

しかし、そんなAさんの機嫌をみんなで取りながらも中に入り、いざ見学

中は話に聞いていた通り、

いえ、想像を絶する量の仏像で埋め尽くされてました

そんな仏像の顔を見ながら、

「これB子に似てない?」

「似てる〜♪」

といった話で盛り上がっている人もいれば、

「早く行こう〜」

とイライラしてるAさんもいるといった状況

そんな中、グループの1人が、

「これAさんに似てる!」

と言いました

Aさんは少し怒ったような声で、

「似てないんだけど!?」

そして、

「仏像の顔なんて全部ブサイクだし、気持ち悪い!こんなの見て何が楽しいの!?」

と言いました

さすがに雰囲気も悪くなってきたので、

とりあえず写真を撮って出ていこうという流れに

グループで撮ったり、

自分に似てる写真の所で撮ったりしてると、

グループの1人がまたAさんに話しかけて、

「せっかくだしAさんも撮ろうよ」

と提案

Aさんは渋々承諾

雰囲気をこれ以上壊さないように気を使ったんだと思います

そして、

Aさんも仏像をバックに撮影

しかし、

ここでおかしなことが起きました

さっきまで焚かれてなかったフラッシュが焚かれたのです

フラッシュ撮影は禁止されており、

グループのメンバーも気をつけていたのですが、

何かの拍子にフラッシュのボタンを押してしまったのかということになりました


全員の撮影も終わり、

三十三間堂から出ようとする時、



Aさんが階段から滑り落ちました


慌てて駆け寄る面々


Aさんは顔を押さえて叫んでいます


顔を押さえた手の隙間から血が出てるのが見え、みんなから悲鳴が上がります


姉はすぐに119番をし、

他の人も係員の方に事情を説明したりと、

Aさんのために動き回りました

病院に運ばれたAさんは顔にひどい怪我を負っており、

傷が残ってしまうとのことでした


その後、修学旅行の残りの日程を終え、

帰ってきた姉達のグループは、

写真を現像しようとしました

沢山の写真思い出の写真の中、

1枚の写真を見た瞬間、

グループの1人が叫びました

その写真を見てみると、

Aさんが仏像をバックに撮った写真でした

あの誤ってフラッシュ撮影になってた写真です


姉もその写真を見た時、恐怖で叫んだそうです


その写真は、


フラッシュを焚いたせいで、


Aさんの目が光っていました


ですが、


光ってたのは


Aさんの目だけではありませんでした


後ろに映る数100体の仏像の目が


全て光っており、



その全ての目が、


Aさんを睨むように見ていたのです


Aさんが気持ち悪い、ブサイクだと馬鹿にした仏像

帰りの階段で滑って顔に消えない怪我を負ったAさん

そして、Aさんを睨む数100の仏像

これはただの偶然だったのでしょうか?


仏だからと言って、全てを許すわけではないのかもしれないですね


仏の顔は3度までと言いますが、

全ての仏がそうだとは限らないのかも


嘘だと思いますか?

信じるものは救われるらしいですよ?


それではまた次の記事でお会いいたしましょう

お相手は1919かずやでした

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