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異次元その119◉静か過ぎるというヒント


ある塾の先生が
大きな声で挨拶すると目立つよね。でも小さな声で挨拶するのも印象に残って目立つよね。普通が一番いいよね。

と言うことを生徒に伝えていた。天才だと思った。小さな声も目立つ。そんなことを教えてくれる先生なんて多分世界にこの人だけなんじゃなかろうか。

それは麻雀にも言えて。
力んでいる人は目立つけど、もっと気になるのは静かな人。
目立ちたくないという心理から必要以上に静かになってしまうのだ。つまりテンパイである。

普通が一番。それが最も優れた隠れ蓑となる。

そのために心がけておくべきは自分の実力以上の打牌スピードを出さないこと。それは常にだ。

この打牌スピードなら思考するに充分の時間があるという速度を知っておく。
背伸びした速度を出しているとどこで考えたかすぐにわかるし緊張した場面で力を抜くとかそんなことまで意識が回る余裕がない。

気づいたら力んでいるし、ふとした場面で静か過ぎになってしまう。

余裕を持って戦う。自らの力量を把握していなければ気配にまで気を配ることなど到底無理なのである。

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